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家庭菜園で大事なこととは?

2016/12/08

家庭菜園は自宅にちょっとした空きスペースがあればできるので、育てる楽しみと食べる楽しみの両方を味わえる一石二鳥な趣味ともいえるでしょう。

しかし、いざ始めてみたものの、なんだかうまくいかなかったと悩みを抱えている方もいるのではないでしょうか。自然を相手に楽しむ家庭菜園なので、ある程度の知識は必要だと思いますが、初心者の方にとって必要な知識を全て押さえるというのは難しいでしょう。

そこで今回は初心者の方が参考にできるよう、家庭菜園経験者が最も気を付けているポイントは何なのかアンケートを行いました。

家庭菜園経験者に質問!最も気を付けているポイントは何ですか?

■調査地域:全国
■調査対象:【性別】女性 【年齢】30 - 39 40 - 49 50 - 59 【結婚】既婚
■調査期間:2016年11月30日~2016年12月14日
■有効回答数:100サンプル
(サグーワークス調べ)

早めの対策が肝心!病気・害虫が気になる人が多かった

一番多かった回答は「病気・害虫対策」となりました。

【アンケート回答】

・病気がどんどん広がると菜園が全滅してしまうので、早めに発見して対処できるように毎日のチェックを欠かしません。(30代/女性/専業主婦)

・病気や害虫対策に使う薬が、体に害のあるような強いものだと、せっかくの家庭菜園の意味がなくなるので、病気も害虫も早めに見つけて、薬剤を使わないうちに対処できるように気を付けています。(30代/女性/会社員)

・葉によく虫が付き、増えると困るのでホームセンター等で人や環境に優しい殺虫殺菌剤を買って使っています。(30代/女性/専業主婦)

・ベランダ菜園になりますので、害虫が特に気になります。虫の部屋への侵入や、両隣に迷惑を掛けると困るからです。(40代/女性/会社員)

病気や害虫は見た目を悪くするだけでなく、手塩にかけて育てた野菜を全て台無しにする可能性もあります。また特に害虫は、単に野菜の成長がうまくいかないということだけではなく、大量発生し家の中に入ってくるというような生育外の問題から、ご近所の方々に迷惑を与えてしまうこともあり得るため、特に気を付けたいという意見が多くありました。

経験者だからこそ、重要なポイントはさまざま

続いて2位は「水やり」、3位には「日当たりなどの環境」、そして「土作り」が4位となりました。

【アンケート回答】

・植物の種類によって水を欲しがるものと乾燥ぎみの方がいいものがあるから。肥料や日当たりも大事ですが、毎日様子を見なければならないという点で、水やりを選びました。トマトは乾燥ぎみ、ミョウガは日陰で水やりを多めにしています。(40代/女性/専業主婦)

・水やりはとても難しく、あげ過ぎても放っておき過ぎてもうまくいきません。(30代/女性/専業主婦)

・日の当たり方によって水はけや成長具合が変わるので、季節や植える苗等によって場所を替えています(30代/女性/専業主婦)

・土作り、水やり、病気・害虫対策、どれも大切なポイントだが、わが家の場合は特に日当たりが悪いので、時間によって鉢を移動してこまめに日光に当てた。そうするとそれをしなかったときに比べて段違いに生育がよかった。(50代/女性/専業主婦)

・土作りです。以前、日当たり等の環境は完璧だったのに、土作りをきちんとやらなかったため、野菜が育たなかったからです。(50代/女性/会社員)

・家庭菜園にとって、土は重要です。それによって、野菜の出来が全然違いますので。(30代/女性/専業主婦)

水やりはただやればいいというものではなく、それぞれの野菜に合わせた方法で行うことがポイントのようです。水分が足りないのはもちろんのこと、やり過ぎても駄目になってしまうので、気を付けましょう。
一方、日の当たり方や置き場所などの環境に気を付けているという方や、土作りをしっかりやらないと野菜が育たないという方もいらっしゃいました。皆さんご自身の経験の中で、自分なりの育て方のポイントを得ているようです。

毎日、真剣に向き合うことが大事

今回の調査では、家庭菜園をやる際には病気と害虫への対策が一番重要だと考えている人が多いことが分かりました。

しかし1~4位まで大きな票差はないことから、「病気・害虫対策」だけではなく、「水」「環境」「土」のどれもが野菜作りには欠かせない要素であり、家庭菜園で注意するポイントは育てている方の環境によって変わってくるということがいえると思います。

ご自身の栽培環境や育てている野菜の特徴をよく理解し、日々の野菜の調子を観察しながら、不足している要素を調整していくことが大事です。しっかり愛情を注いで育てた野菜を食べる日を楽しみに、じっくり野菜と向き合っていきましょう。

JADMA

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