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特集

家庭菜園初心者必見!家庭菜園で最初に育てる野菜選びのポイントとは?

2017/08/03

趣味やナチュラル志向など、さまざまな理由から人気が高まっている家庭菜園。自宅の庭やベランダで気軽に始めることができるため、挑戦したいと思っている方が増えています。

初心者が家庭菜園を始めるなら、育てやすい野菜を選ぶことも大切です。そこで全国の家庭菜園経験者100人に、家庭菜園初心者が最初に育てる野菜を選ぶときのポイントについてアンケートを取りました。

家庭菜園経験者に質問!初心者が最初に育てる野菜選びのポイントは何ですか?

■調査地域:全国
■調査対象:【性別】女性 【年齢】30 - 39 40 - 49 50 - 59 60 - 69 【結婚】既婚
■調査期間:2017年10月02日~2017年10月16日
■有効回答数:100サンプル
(サグーワークス調べ)

病気や虫に強く、収穫できることが大切!

今回のアンケートの結果、一番多かった回答は「病気や虫に強い」でした。全回答者のうちの約半数の方が、こちらの回答を選んでいます。回答者のコメントをいくつかご紹介します。

「病気や虫に強い」を選択した方のコメント

・最初は病気や虫の影響についてよく分からないので少々のことには耐えうる強い野菜がいいと思います。何度か育てるうちに知識も付いてきますので。(50代/女性/専業主婦)

・手入れをしないと育ちにくい野菜は初心者にはちょっと荷が重いと思います。虫が付きにくいものや病気になりにくい野菜なら、収穫しやすいので初心者向きでしょう。具体的には夏ならミニトマトやナスがおすすめです。(60代/女性/個人事業主)

・病気に弱かったり、虫が付きやすい野菜の場合、うまく対処できればいいのですが、初心者の場合はなかなか難しかったりするので、なるべく丈夫で育てやすい野菜がよいと思います。(40代/女性/専業主婦)

野菜を育てている途中で病気にかかったり、虫が付いてしまったりした場合、初心者には対処が難しいのではないかと心配するコメントが、多くの経験者から寄せられました。初心者はまず、虫や病気に強い野菜を育て、収穫を経験することが重要なようです。

早く収穫できることで、家庭菜園が楽しくなる

2番目に多かった回答は「収穫までの期間が短い」でした。そして「食べたい」や「収穫量が多い」「菜園の広さに合っている」などの回答が続きます。それぞれの回答をご紹介します。

「収穫までの期間が短い」を選択した方のコメント

・初心者は慣れていないので、お試しとして短期間で収穫できる野菜を選ぶとよいと思います。(60代/女性/専業主婦)

・収穫する楽しみがすぐに味わえる上に次へのステップにもつながるので、早く収穫できる野菜を育てるとよいと思います。(30代/女性/無職)

「食べたい」を選択した方のコメント

・自分が食べたいと思う野菜であれば、収穫できるまで頑張れると思います。とても重要なポイントです。(40代/女性/個人事業主)

「収穫量が多い」を選択した方のコメント

・収穫量が多いと楽しみややる気が出てくるので、トマトのようなたくさん採れるものをおすすめします。(30代/女性/正社員)

「菜園の広さに合っている」を選択した方のコメント

・初めて家庭菜園をするならプランターでも育てられるような大きさのものが費用的にも手間を考えてもよいと思います。あまり広い面積を占めるようなものだと、水やりや肥料などの点でも大変です。(30代/女性/専業主婦)

初心者の場合、早く収穫できる野菜を選ぶことをおすすめするコメントが多くありました。また、自分が食べたいと思う野菜や収穫量が多い野菜も、家庭菜園への期待や楽しみを大きくしてくれるようです。好きな野菜が短い期間でたくさん収穫できることで、モチベーションが上がり、家庭菜園がどんどん楽しくなっていくのでしょう。

野菜選びのポイントを押さえて、収穫の喜びを味わって!

家庭菜園で最初に育てる野菜選びのポイントについてご紹介しました。経験者の多くの方が、初心者には虫や病気に強く、栽培期間が短い野菜をおすすめしていました。初心者にとって確実に収穫の喜びを味わうことが、家庭菜園を長く楽しんでいくための大事なポイントなのでしょう。

また、虫が苦手という方は多いと思いますが、虫に強く、早く収穫できる野菜であれば、気軽に家庭菜園を始められるのではないでしょうか。
家庭菜園を始めるか迷っている方は、経験者の意見を参考にまずは野菜選びから始めてみませんか。

JADMA

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