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家庭菜園でおいしいトマトを作ろう!トマト栽培のコツ

2017/11/09

家庭菜園をやったことがある方は多いのではないでしょうか。自分の手で育てた野菜はスーパーなどで買ってきた野菜とはまた違ったおいしさを感じられるものです。

家庭菜園で育てられる野菜の種類はさまざまですが、食卓によく並ぶトマトを育ててみたいという方も多いかと思います。そこで今回はトマトを育てたことがある方を対象にトマトをおいしく育てるためのポイントについてアンケートを取りました。

トマトを育てた経験がある人に質問!おいしいトマトを育てるために最も気を付けるべきポイントは何だと思いますか?

■調査地域:全国
■調査対象:【性別】女性 【年齢】30 - 39 40 - 49 50 - 59 60 - 【結婚】既婚
■調査期間:2018年01月29日~2018年02月03日
■有効回答数:100サンプル
(サグーワークス調べ)

植物にはやっぱり日当たりが大事!

アンケートの結果、6割以上の方が「日当たりなどの環境」が大事と回答されました。回答者のコメントをいくつかご紹介します。

「日当たりなどの環境」を選択した方のコメント

・日当たりがよいところと、よくないところでは、トマトの成長具合が全く違いました。日当たりが悪いところではあまり実ができず、できたとしても実が小粒で、味も酸っぱかったです。日当たりがよいところで採れたトマトは、甘くておいしかったです。(30代/女性/パート・アルバイト)

・日当たりのよいところに鉢やプランターを置いて、太陽をしっかり浴びさせるようにすれば、みずみずしいおいしいトマトに育ちます。(40代/女性/正社員)

・トマトはお日さまが大好きなので、日当たりのよい場所で育てるとおいしく育つと思います。日当たりが悪い場所で育てたトマトは甘みが少ない感じがしました。(40代/女性/専業主婦)

・トマトは暖かい国の野菜なので、日当たりがとても重要だと思います。太陽をいっぱい浴びられるような場所で育てないと大きく育たないから。(40代/女性/専業主婦)

アンケート結果を見てみると、日当たりのよいところで育てた方が甘くてみずみずしいトマトができたという意見が多くありました。逆に日当たりが悪いところで育てた場合は、実が小さかったり、酸っぱくなってしまったという経験をした方も。植物全体にいえることですが、日当たりのよさはとても重要です。おいしくて、立派なトマトを作るためにも、日当たりのよい場所で育てるようにしましょう。

病害虫対策や土づくりなど基本的なお世話もとても大切

2番目に多かった回答は、「病気・害虫対策」でした。次いで、「土づくり」、「摘芯・芽かきの小まめさ」、「追肥のやり方」という順で回答が集まりました。それぞれのポイントについて、回答者のコメントをご紹介します。

「病気・害虫対策」を選択した方のコメント

・トマトを毎年育てていますが、アブラムシがよく付きます。まめに確認して捕らないと、あっという間に広がってしまうので害虫対策が大事だと思います。(40代/女性/個人事業主)

・虫が食べるほどおいしいといいますが、やっぱり虫付きは嫌なので病気・害虫対策を選びました。(40代/女性/専業主婦)

「土づくり」を選択した方のコメント

・甘くておいしいトマトを作るには、土壌に含まれる栄養が大切だと思います。栄養が不足すると、たとえ実がなってもおいしくありません。(50代/女性/パート・アルバイト)

「摘芯・芽かきの小まめさ」を選択した方のコメント

・初めてトマトを育てましたが、気を付けた点は育てる枝を厳選して、余分なわき芽は育てずこまめに摘み取るのが、上手なトマトの育て方のコツです。(50代/女性/専業主婦)

「追肥のやり方」を選択した方のコメント

・長く実を付けるが、後半になると実の数や成長が弱くなってくると感じたから、やはり一定期間ごとに追肥をして成長をサポートした方がおいしくなり続けるのではと思います。(30代/女性/パート・アルバイト)

トマトを育てるには日当たり以外にも土づくりや病害虫対策などの基本的なお世話が必要です。被害がすぐに広がってしまうので、アブラムシなどの虫が付いたらすぐに対処してください。また、トマトが健康的に育つための土づくりや栄養が不足した際の肥料やりなども、おいしいトマト作りに欠かせない作業です。毎日トマトの様子をチェックし、適切な対応を行うようにしましょう。

大切に育てて、元気でおいしいトマトを作ろう!

経験者の方からたくさんのコメントをいただきました。トマトをおいしく育てるには、こまやかなお世話が大切だということが分かりました。その中でも一番大切なのは、日当たりです。日当たりをしっかり確保して、必要な栄養を含んだ土づくりをしましょう。育てる環境が整ったら、あとはトマトを毎日観察して、病害虫対策、摘芯、追肥などの対応を行ってください。

食卓によく並ぶトマト。経験者のアドバイスを基に、ぜひ家庭菜園で育ててみてください。自分で育てた元気なトマトが加わることで、今までの食卓がより楽しくなると思います。

JADMA

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