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連作はしない方がよいといわれますが、どうしてですか? どの野菜も駄目なのでしょうか。理由を教えてください。

同じ畑で同じ科の野菜を連作すると、育ちが悪い、昨年より収穫量が少ない、品質もよくないなどの症状が出ることがあり、これを連作障害といいます。
連作障害は、発生しやすいものと発生しにくいものがあり、どの野菜も連作がダメということではありません。
発生する原因にはいくつかありますが、多くは、特定の病原菌やセンチュウが増加することにより引き起こされています。
健全な土の中には多種多様な微生物がいて、お互いに共存したり拮抗したりして、バランスを保っています。野菜は生育している時、根から微生物のエサとなる有機酸や糖などを分泌していますが、同じ科の野菜は同じような物質を分泌するため、連作するとそこに特定の微生物が集まってきます。
そのため、特定の微生物だけが増えてしまい全体のバランスが崩れ、土壌病害が発生しやすくなります。

また、同じ科の野菜を連作すると、特定の養分だけが吸収されるため、土壌の化学性のバランスもくずれ、生理障害が起きやすくなります。
連作障害をさけるためには、違う科の野菜をつくる「輪作」が一般的ですが、栽培面積が限られた家庭菜園では輪作ができないこともあります。

収穫が終わったら残渣を残さないように丁寧に片付け、次の作付け前には、土づくりをしっかり行うことが大切です。
最近は、連作障害を軽減する資材が販売されていますので、利用するとよいでしょう。

また、トマトやキュウリなどの果菜類を栽培するときは、病害に強い台木を用いた接木苗を利用するのもおすすめです。
かつては、連作障害が発生してしまった畑では土壌消毒が一般的でしたが、環境にやさしいエンバクやコブトリソウなどの対抗作物の栽培も普及しています。

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