タネから広がる園芸ライフ / 園芸のプロが選んだ情報満載

concierge 園芸相談Q&A

少し蕾はありますが、鉢植えのシクラメンの花が終わってきました。もう終わりでしょうか。葉が黄色いです。肥料は使っています。家の中に日当たりがよい場所がないのですが、外に出した方がよいでしょうか。

鉢植えのシクラメンは通常、春まで咲き続けます。今の時期が終わりではありません。

肥料が効いているなら、昼間はもっと日に当ててください。肥料は植物の栄養分の材料と吸収した肥料分を使って、栄養素を自分で合成しています。
光合成は水と二酸化炭素からブドウ糖を作るように、アミノ酸などは肥料の窒素分と糖分由来の有機酸から合成されます。光がその手助けのエネルギーになります。
人間は食物を口で食べて、消化し、栄養分を吸収しますが、植物は小さな分子から、自分で栄養分(糖分、アミノ酸、ビタミンなど動植物共通です)をつくっています。
ですから、光も栄養分の合成に必要です。昼間は戸外に出して日に当ててください。夜は室内に取り込みます。

ただし、雪が降るような日に戸外に長時間出すと株が傷んでしまいます。
1月の寒い日は戸外に出すのは1時間くらいにしましょう。暖かい日は午前10時ごろから午後3時ごろまでで十分です。
日に当たる時間が長時間でなくても、暗めの所に置いてあった植物には日が当たる準備ができていますから、それなりの反応があります。
室内の置き場所は13~15℃程度の暖房をしていないくらいの部屋がよいです。例えば玄関先の日当たりのある窓辺などです。
葉が黄色いのは、過湿による根傷みが原因でしょう。実は、葉の老化を抑えるホルモンを根がつくっているのです。その不足からくる葉の老化だと思われます。

水やりは土が乾いたら、午前中に鉢底から水が出るまでたっぷりと与えます。
与える水はくみおきしておいたぬるい水が好適で、葉や球根部にかからないように注意して与えます。
水やりのあと、受け皿に常に水をためた状態では根腐れの原因となるので、受け皿にたまった水は捨てます。
根は呼吸をして根の細胞が生きるエネルギーをつくっています。呼吸の原料の糖分は葉でつくられて、師管という管で根に送られてきます。
一方、酸素は土の隙間の根の周りの空気から直接取り込みます。ですから、水がたまっていると根が窒息します。
そうなると、葉の老化を抑えるホルモンがつくられなくなります。

当面、水やりは控えめにして、「メネデール」や「鉄力あくあ」などの根の活力剤を与えると新根が出て回復してくると思われます。

新着Q&A

園芸相談Q&Aに質問を送る

お急ぎの場合はお電話でお問い合わせください。
また、お問い合わせフォームからご質問いただいた場合でも、正確を期すためにお電話で回答させていただくことがございます。

お客様園芸相談窓口

045-949-8137 045-949-8137※番号はお間違えのないようにお願いいたします
● お電話によるお問い合わせ、ご連絡の受付は、平日午前9時より午後5時まで。(土・日・祝日と弊社休業日、年末年始を除く)

JADMA

Copyright (C) SAKATA SEED CORPORATION All Rights Reserved.