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春まき草花の種まきを毎年行っていますが、なかなかうまく芽が出ません。芽が出ても茎が倒れて枯れてしまったり、もやしのように伸びてしまったりします。

春まき草花の種まきの難しい点は、発芽適温と気温に差があることです。春に種まきする草花の多くは熱帯地方原産のため、発芽適温は20~25℃くらいとかなり高い温度です。しかし日本の多くの地域(温暖地)で1日の平均気温が20~25℃になるのは6~7月です。そのころに種まきしたのでは、夏の花を楽しみたい時期にまだ花が咲きません。夏に花を楽しむためには、4~5月ごろに種まきをしなければなりません。4~5月ごろの温暖地での日平均気温は10~20℃にしかならないため、この温度差が発芽しにくくなっている原因の一つです。

このように種まき適期の4~5月はまだ気温が低いので、屋外で種まきするのではなく、室内のできるだけ暖かいところで種まきしてください。種まきした容器の上をビニールで覆い、窓辺の日光の当たるところに置いて温度を上げることもできます。ただし、昼間は温度が十分に高くなっていても、夜間・明け方は気温が下がりますので注意が必要です。段ボールや発泡スチロールの箱に入れて保温するなどして、夜間もできるだけ温度が下がらないようにしてください。

茎がもやしのように伸びてしまうことを「徒長」といいます。徒長の原因は、過湿、高温、日照不足です。発芽するまでは種まき用土が乾かないようにして、温度が確保できれば日光に当てる必要もありませんが、芽が出てからも同じように土が湿り過ぎていて、日照不足になると徒長してしまいます。発芽後は日光に十分に当て、水やりは控えめに、土の表面が乾いてから水やりするようにします。芽が出た後の生育適温は、発芽適温よりも低いことが多いので、温度は少し低くしても大丈夫です。発芽適温、生育適温は、種の袋に記載されていますので、ご確認ください。

発芽後に茎の地際部が黒くなって倒れてしまうことがあります。苗立枯病といい、過湿状態で発生しやすくなります。徒長防止と同様に、水やりは土の表面が乾いてから行い、過湿にならないようにします。

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