マツバボタンの育て方・栽培方法






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生育条件
- 用途
- 花壇、鉢植え
- 日当たり
- 日なた
- 耐寒性
- 弱
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栽培管理
- 地植え適所・土質
- 日当たり、風通しのよい場所が適地。水はけのよい土地を好む。
- 鉢植え用土
- 少し粒の粗い土を混ぜて、水はけをよくする
- 植え付け
- 定植の株間は、20~25cmで深植えにならないよう注意
栽培暦

※暖地、温暖地では、5~6月まきで夏から秋に咲かせることもできます
※上記の区分は目安です。実際の栽培地の条件により異なる場合があります
※上記の区分は目安です。実際の栽培地の条件により異なる場合があります
マツバボタンとは
暑さと日照りを好む、カラフルでかわいいマツバボタン。一度栽培すると、こぼれ種で毎年花が楽しめる丈夫な一年草なので、初心者にも挑戦しやすい人気の花です。
種まき
発芽適温20~25℃で、銀色の微細種子です。鉢かまき箱に種まき用土を入れ、表面に砕いたピートモスを5mmくらいの厚さに敷き、種をばらまきします。
覆土はせず、種が流れ出さないよう表土を軽く鎮圧しておきましょう。
保温と雨除けのため、フレームかビニールトンネルを利用します。
種をばらまきし、覆土はせず、表土を鎮圧しておく
育苗
発芽したらよく日に当て、水やりを控えめにして育てます。本葉5~6枚になったら6~7.5cmポットに仮植します。用土は赤玉土5、川砂1、腐葉土4の配合土を使います。陽光を好むので、十分日光に当て、水やりを控えめに育てます。
箸で根をほぐしポットに1株ずつ仮植する本葉が5~6枚になったら仮植する
定植
日当たり、風通しのよい場所が適地です。水はけのよい土地を好むので、花壇の土は、少し高く床作りします。
プランターに植える場合は、少し粒の粗い土を混ぜて、水はけをよくするようにします。
定植の株間は、20~25cmで深植えにならないよう注意します。
チッ素肥料が多いと、茎葉が軟弱に育ち、花つきも悪くなるので注意が必要です。
ポットの底穴から根が出始めたら定植する深植えにならぬよう注意する
病害虫
特にありませんが、土が過温になると根腐れしやすいので注意します。長雨にあうと、しぼんだ花がらからボトリチス病(灰色かび病)になりやすいので、早めに取り除き、予防します。
監修:髙木 誠