センニチコウの育て方・栽培方法






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生育条件
- 用途
- 花壇、鉢植え、切り花
- 日当たり
- 日なた
- 耐寒性
- 弱
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栽培管理
- 地植え適所・土質
- 日当たりのよい乾き気味の場所が適地
- 植え付け
- わい性種は15cm間隔、高性種は20cm間隔
栽培暦

※発芽温度が高いので、八重ザクラの咲くころになってから種まきしましょう
※上記の区分は目安です。実際の栽培地の条件により異なる場合があります
※上記の区分は目安です。実際の栽培地の条件により異なる場合があります
センニチコウとは
春まき1年草の代表種、センニチコウは日本の気候、風土に適していて作りやすい草花です。千日紅という名前は、花が長くもつことに由来したもので、初夏から秋まで長く楽しめるのも魅力の1つです。
種まき
発芽適温は20~25℃。綿毛を取り除いたクリーンシードは、普通の種と同じようにまくことができます。箱か苗床に筋まきし、5mmくらい覆土します。水を切らさないよう注意すれば、7~10日で発芽します。
綿毛に覆われた種は、湿った砂と一緒にもんでからまくとよい。クリーンシードは綿毛を取り除いてあるので、そのまま筋まきできる
育苗
発芽した苗は、小苗のうちに移植します。本葉2~4枚になったら6~7.5cmポットに植え替え、週に一度液肥を与えて育てます。
小苗のうちに6~7.5cmポットに植え替え、育苗する
定植
日当たりのよい乾き気味の場所が適地です。ポットの底まで根がまわり、本葉6枚くらいになった小苗を、わい性種は15cm間隔、高性種は20cm間隔に植えつけます。リン酸、カリ分の多い配合肥料を元肥に使います。ただし肥料が多すぎると茎葉ばかりが茂り、花つきが悪くなるので注意が必要です。
ポットの底まで根がまわったら定植する
病害虫
病気、害虫ともに少なく作りやすい草花ですが、雨が多いと赤さび病が出ることがあります。夏の高温乾燥期にはハダニが発生するので、殺ダニ剤で駆除します。
監修:髙木 誠