ベゴニアの育て方・栽培方法






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生育条件
- 用途
- 花壇、鉢植え
- 日当たり
- 日なた、半日陰
- 耐寒性
- 弱
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栽培管理
- 地植え適所・土質
- 西日が避けられる場所や、夏は木陰になる半日陰の場所が適地。腐葉土、ピートモスを多めにすき込む。
- 鉢植え用土
- 赤玉土6、腐葉土2、ピートモス2の配合土
- 植え付け
- 腐葉土やピートモスを多めにすき込んだ花壇に、15~20cm間隔
栽培暦

※育苗期間が長いので早まきしますが、発芽・生育温度が高いので、室内の窓辺で種まき・育苗を行いましょう
※上記の区分は目安です。実際の栽培地の条件により異なる場合があります
※上記の区分は目安です。実際の栽培地の条件により異なる場合があります
ベゴニアとは
日なたでも半日陰でも作れ、雨、風に強く、わい性で分枝多く、ボール状の草姿に絶えず花が咲き続ける四季咲きベゴニアは、花壇やプランターで作るのに最適です。
種まき
発芽適温は20~25℃と高温で、発芽日数は15日ほど。少量まくには、ジフィーセブンにまくとよく、水を含ませたら表面を指先で平らにならし、種をばらまきします。好光性種子(こうこうせいしゅし)なので覆土はせず、水は底から吸わせます。直射日光を避け、温度を保つよう、箱に入れ、窓辺に置いて管理します。
育苗
発芽したらレースのカーテン越しの光に当てて育て、本葉が2~3枚出てきたら6cmポットに植え替えます。用土は、赤玉土5、ピートモス5の配合土を使います。雨、風、直射日光を避けるため、フレームか室内の窓辺で育てます。植え替え後2週間くらいしたら、週に1度液肥を与えるようにします。
苗は本葉2~3枚になったら植えつける。深植えにならないように注意する
定植
晩霜の心配がなくなったら屋外に定植します。花壇は西日が避けられる場所や、夏は木陰になる半日陰の場所が適します。腐葉土、ピートモスを多めにすき込むようにします。ベゴニアは酸性土を好むので、石灰肥料は施さないようにします。鉢、プランターで作る場合は、赤玉土6、腐葉土2、ピートモス2の配合土を使い、15~20cm間隔に深植えしないよう注意して植えつけます。
病害虫
ネマトーダがつきやすいので、連作を避けることと、プランターや鉢は新しい配合土を使うようにします。ときにアブラムシ、ヨトウムシ、ナメクジがつくことがあるので、早めに殺虫剤をまいて駆除します。病害は、新しい用土を使えばほとんど発生しません。
監修:髙木 誠