トルコギキョウの育て方・栽培方法




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生育条件
- 用途
- 鉢植え、切り花
- 日当たり
- 日なた
- 耐暑性
- 中
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栽培管理
- 鉢植え用土
- 日当たりよく、水はけのよい土地。有機質に富む肥沃ひよくな土壌を好むので、堆肥、腐葉土、元肥を入れ、よく耕しておく。弱酸性を好むので、酸性土の場合は苦土石灰をまき、調整。
- 植え付け
- 5~6号鉢なら3~4株、プランターや露地なら10~15cm間隔
栽培暦

※上記の区分は目安です。実際の栽培地の条件により異なる場合があります
トルコギキョウとは
種まき
発芽適温は20℃前後。微細な種ですが、まきやすいようにコーティングしてあります。好光性種子なので、ピートバンかジフィーセブンにまき、覆土はせず水は受け皿から吸わせます。
発芽まで2週間と長くかかるので、新聞紙で日覆いをして、水を切らさないように管理します。発芽したら苗が徒長しないようによく日に当てます。
水分を含ませたジフィーセブンの表面を指先で平らにして種をばらまく
育苗
双葉がよく展開し、本葉が見え始めたら移植の適期です。セルトレーに育苗用土を入れ、ジョウロで水をかけてよく湿らせてから植えつけるようにします。先をとがらせた箸を使い、密に生えた苗を掘り上げ、根をほぐしたら1穴に1本ずつ植えつけます。
移植後2週間くらいたち、本葉が伸び始めたら、週に1度液肥を与えます。苗が小さく、初期生育が遅いので、乾かさないよう注意します。
移植を嫌うので小苗のうちに仮植えする。
根が切れないよう、ピートモスごと掘り上げ根をほぐし、1本ずつセル容器に植える。
定植
日当たりよく、水はけのよい土地を好みます。有機質に富む肥沃ひよくな土壌を好むので、堆肥、腐葉土、元肥を入れ、よく耕しておきます。弱酸性を好むので、酸性土の場合は苦土石灰をまき、調整しておきます。
本葉2~3節が展開してきたら定植します。5~6号鉢なら3~4株、プランターや露地なら10~15cm間隔に植えつけます。
トルコギキョウの原産地は、生育期が雨期、開花期が乾期にあたるので、蕾の見えるころまでは水を多めに与えて育てます。
開花期が近づいたら長雨の当たらない場所に移すか、雨よけをしてやるとよいでしょう。
本葉2~3節が展開した程度の小苗のうちに定植する
病害虫
病気、害虫とも少ない草花ですが、立ち枯れ病がでることがあるので、連作を避けるようにします。ときにつくアブラムシは、殺虫剤をまき、早めに駆除します。
監修:髙木 誠