アスターの育て方・栽培方法






-
生育条件
- 用途
- 花壇、鉢植え、切り花
- 日当たり
- 日なた
- 耐寒性
- 弱
-
栽培管理
- 地植え適所・土質
- 連作を避けて日当たり、水はけのよい場所
- 植え付け
- 15~20cm間隔
栽培暦

※種まきはフレームまたは室内で行い、発芽適温の確保に注意しましょう
※上記の区分は目安です。実際の栽培地の条件により異なる場合があります
※上記の区分は目安です。実際の栽培地の条件により異なる場合があります
アスターとは
古くから夏の切り花として親しまれてきたアスターは、その花型からも仏花のイメージが強い花でしたが、近年の品種改良により、さまざまな花型や花色の楽しめる人気品種に生まれ変わりました。
種まき
発芽適温は20℃前後、秋まきは9~10月、春まきは3~4月が適期です。移植を嫌う草花なので、箱かポットにまき、本葉2枚くらいの幼苗のうちにポットに植え替えて育苗する方法をとります。セルトレーか、6cmポットに2~3粒ずつまき、発芽後間引いて育てるとよいでしょう。
覆土は5mmくらい。適温下でまけば、10日前後で発芽するので、この間水を切らさないよう管理し、保温に努めます。
育苗
芽が出たらよく日に当て、しっかりした苗に育てます。本葉が出たら間引いて1本にします。肥料が足りないと苗が老化して、定植時の活着や、その後の生育が悪くなるので、肥料切れしないよう、週に一度液肥を与えて育てます。セルトレーまきの苗は、苗が老化しないうちに仮植します。
移植を嫌うので、本葉が2枚くらいの小苗のうちに仮植えする
定植
連作を避けて日当たり、水はけのよい場所を選ぶことが大切です。酸性土を嫌うため、苦土石灰をまいて酸度矯正を行います。堆肥、腐葉土などの有機物をすき込み、元肥に化成肥料を施し、よく耕して土ごしらえをし、15~20cm間隔に植えつけます。
病害虫
フザリウム菌による立枯れ病が出やすいので、連作を避けること。この病気は、酸性土で発生しやすいのでしっかり酸度矯正をしましょう。
ウイルス性の萎黄病も発生することがあるので、媒介昆虫のアブラムシ、スリップスをつけないよう注意します。
赤さび病の発生や、新しい葉や蕾を食害するウリハムシに注意して、薬剤などで防除します。