春の園芸シーズンに向けて、種や苗の準備は進んでいますか。
まだ寒いし、外には出られないという方も、こたつに入ってぬくぬくと、春~夏に思いをはせて好きな花を選んでみましょう。
ここではサカタのタネ 商品担当者がイチオシする花を一挙にご紹介します。
新しい花にチャレンジしたい方、定番の花を安心して育てたい方など、皆さんに愛される花がいっぱいそろっています。

まずは今春の新品種&新登場の花を紹介します。今までにない花色や特性をチェック!
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ユニークカラーを集めたペチュニアの新シリーズ「かさねいろ」。明るく柔らかな色合いからシックなダークカラーまで、他の花々と合わせやすく、寄せ植えにぴったり。サカタのタネ 独占販売商品です!
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花形の整ったポンポン咲きの「あずみシリーズ」に新色ローズが登場。上品な濃い桃赤色の花色で、咲き進む花姿も美しい。
キク科 開花時期:7~9月(春まき)
販売形態:種
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ほのかな甘い香りが忘れられないスイートピー。その中でもオールドスイートピーとも呼ばれる、古典的な品種。赤と紫のクラッシックな花色が目を引きます。
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カリブラコア
「カメレオン ダブルピンクイエロー」
咲き始めは黄色、咲き終わりは桃色と咲き進むに連れて花色が変化するカリブラコア。八重咲きの花がたくさん咲いてゴージャスな鉢植えに仕上がります。
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淡いピンクと白の優しい花色が特徴的なバーベナ。その性質は病気に強く、株もこんもりとまとまって、庭植えでも鉢植えにしても育てやすくなっています。
好みの花色で思い描く寄せ植えに ペチュニア「かさねいろ」
初めての試みとなる松原園芸様とサカタのタネのコラボレーション企画。
ユニークカラー12色のシリーズ展開です。
今回販売する花色の最終的な選定から、撮影とネーミングに関与させていただきました。どの花色も個性的でありながら、全体として意識したイメージは「虹のようなグラデーション」。好みの1色だけを選んで寄せ植えの主役にするのもよし、3~4色を組み合わせたコンテナもまたすてきです。
サカタのタネ 通信販売部 新井裕之

サカタのタネが長い年月をかけて育成した自信作。毎年育てているサカタのタネ社員も多い、確かな品質の定番の花です。
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「サンパチェンス(R)」
トロピカルな花色が豊富にそろうサンパチェンス。暑さに負けずグングン育ち、初夏から晩秋まで長い期間花を咲かせます。「さくさくネオンピンク」「さくさくパープル」の2色が新色。
ツリフネソウ科 開花時期:5~11月
販売形態:苗
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午後になると花が閉じてしまう一般的なポーチュラカに比べ、「サンちゅらか」は夕方ごろまで長く花が咲き続けます。鉢植えにはこんもり咲く「キャンディーブーケ」がおすすめ。
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病気や乾燥に強くて明るい花色が魅力のジニア プロフュージョンは、世界的にも広く親しまれています。ボリュームある八重咲きと、すっきりとした一重咲き、好みに合わせて選んで。
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次々に花が咲くので、時期をずらしながら種をまけばいつもどこかでヒマワリが咲いているのを楽しめます。上を向いて咲くのもうれしいポイント。
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可憐な半八重咲きアスターの「ステラ」シリーズは、花がたくさん咲くおすすめ品種。種をまいてから、水をやり過ぎないことが上手に育てるコツです。
キク科 開花時期:7~9月(春まき)
販売形態:種、苗

ビギナーさん必見!花がよく咲き、病気に強くて手間いらず。そんな育てやすい品種をセレクトしました。
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花壇で草丈30cm以内に収まるわい性種のセンニチコウ。丈夫な性質の上、夏の高温多湿にも強く、夏花壇の縁取りやコンテナ植えにどうぞ。
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フレンチタイプの中輪系マリーゴールド。花径は約5cm、平弁が二重から三重となる美しい花形。花色も黄色~朱赤系までそろい、夏花壇にぴったりです。
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真夏の炎天下でも、乾燥期でも、強健に咲き続けてくれる「エクエイター」。その丈夫さと美しく整った花は、ニチニチソウの見る目を変えさせます。
キョウチクトウ科 開花時期:7~10月
販売形態:種
、苗
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開花と梅雨時期が重なると、花弁の傷みが心配になるペチュニア。その点「バカラ」は花弁が厚く、花傷みが少ないです。中輪の花が株いっぱいに長い間咲いてくれます。
ナス科 開花時期:6~10月(春まき)
販売形態:種
、苗
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真夏でも暑さに負けず、立派な濃い紅色の花穂を付ける「ボンファイヤー」。丈夫で育てやすく、高性品種で花壇植えに向きます。
暑さにも乾燥にも強く、花色も豊富
ニチニチソウ「エクエイター」
ニチニチソウはその名の通り日々、咲きますが、中でもエクエイターはコンパクトな株に、たくさんの花を咲かせます。以前は白か薄い紫色の花色のみでしたが、育種が進み、赤、ピンク、オレンジ、ブルーのような色とりどりの花色が楽しめるようになりました。赤道を意味する名を持つ「エクエイター」はそのような育種をリードしてきた品種。ぜひ育ててみてください。
サカタのタネ 掛川総合研究センター 中川雅博

庭で育てた花をアレンジしたり、お供えしたい方にぴったり。新鮮な切り花を採りに庭に出る回数も増えそうです。