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ブーゲンビリア

ブーゲンビリア

2023/06/27

ブーゲンビリア(ブーゲンビレア)は、南国植物の印象が強く、夏に観賞したくなる花の一つです。花といっても、紫や紅色など鮮やかな花弁に見える部分は苞(ほう)といわれる葉です。中央の筒状に伸びるのががく、その先端にちょこんと咲いているのが花です。原産国は南アメリカ、中央アメリカに分布する小高木(低木)で、原産国が熱帯気候なので一年中咲き、最盛期を秋から翌春に迎える植物です。日本では多くが温室栽培されていますが、寒さに強く5℃ぐらいであれば越冬できます。そのため、日本の屋外で一年中楽しめるのは熱帯地域になりますが、暖地でも気温が高くなる6月以降に開花期を迎えます。今回は、鮮やかな花色のブーゲンビリアを、屋内外で堪能できるスポットをご紹介いたします。

※2023年6月の情報です。お出かけの際は、事前に公式ホームページなどで最新情報をご確認ください。

ブーゲンハウス嬉野

頭上を覆うように咲く、ブーゲンビリアの花のトンネルは、園内いたるところでご覧いただけます。

ブーゲンハウス嬉野は“日本三大美肌の湯”で有名な「佐賀県嬉野温泉街」の一角に位置します。同園は国内最大級のブーゲンビリア園で、250坪の広大なハウス内に25種、約400本のブーゲンビリアが頭上を覆うように咲いています。赤、白、ピンク、紫など色鮮やかな花々は、来場される皆さまに癒やしをお届けしています。園内各所にあるブーゲンビリアの花のトンネルは、まさに圧巻です。一年を通して花をご観賞できますが、特に11月ごろから真冬を含め6月ごろまでは、全ての品種が一斉に花を咲かせ、お客様からも「感動した」との声を多くいただいております。また、大変珍しい黄色のブーゲンビリアを植栽したエリアは“金運パワースポット”として好評で、ご来園の際にはぜひ、ご覧いただきたいエリアです。

園内では、お茶やコーヒーなどを無料でお飲みたいだける休憩スペースがあります。さらに敷地内に併設する「エントランスハウス」の販売コーナーでは、ブーゲンビリアの鉢植えや、ブーゲンビリア染めなどのオリジナル商品のお買い物も楽しめます。

園内にはベンチがあり、座ってゆっくりご観賞いただけます。

黄花の「カリフォルニアゴールド」が咲き誇るエリアは“金運パワースポット”として人気。

一つの木に、ピンクと白花が咲く品種「メリー・パーマー」

「エントランスハウス」の商品販売コーナーでは、ブーゲンビリアの鉢植えをはじめ、ブーゲンビリアの草木染めや、ブーゲンビリアに関する小物など、オリジナル商品を販売しています。

施設概要

〒843-0304
佐賀県嬉野市嬉野町岩屋川内甲103-5
電話番号:0954-43-7544
休園日:なし
開園時間:9:00~17:00
入園料:大人(中学生以上)700円、小人(小学生)500円 ※未就学児は無料。※売店があるエントランスハウスはどなたでもご利用いただけます。
駐車場:無料駐車場あり。約40台
見ごろ:一年中ご覧いただけます。最盛期は11月~翌6月ごろ
イベント:スポット的に音楽イベントなどを開催。

箱根強羅公園 熱帯植物館

温室の入り口にある「盆栽風ブーゲンビレア」は、日本最古の株といわれており、推定樹齢が140年以上とされています。

箱根強羅公園は、箱根登山電車の終着駅、強羅(ごうら)駅にある大正3年(1914年)に開園された、日本初のフランス式整型庭園です。本来のフランス式整型庭園とは、平らで広大な敷地に、左右対称に幾何学的に池などを配置した特徴があります。しかし同園は正門が標高約574m、西門が標高約611mという傾斜面に作られています。

広い空と山々に囲まれた開放的な園内には、さまざまな花が植えられている、花の名所です。その他にも園内には、お茶室、体験工房、カフェなどの施設もあり、一日中楽しめるのが魅力です。

園内の正門近くに位置する「熱帯植物館」は3棟で構成されており、トロピカルな「ブーゲンビレア館」、見どころいっぱいな「熱帯植物館」、香り豊かな「熱帯ハーブ館」をお楽しみいただけます。「ブーゲンビレア館」では、エキゾチックな花色を楽しめるブーゲンビレアをはじめ、ハイビスカスなどの色鮮やかな花々に囲まれ、南国ムードを満喫できると好評です。特に貴重な国内最古といわれているブーゲンビレアは、一見の価値があります。

「ブーゲンビレア館」は、熱帯植物館が3棟連なる内の2棟目にあります。

「ブーゲンビレア館」では、四季咲きの色鮮やかな銘花、珍花が彩り、まるで南国のような空間をお楽しみいただけます。

「熱帯ハーブ館」は、日本初の“熱帯ハーブ”を集めた展示温室です。香りのハーブ20種をはじめ、全部で約70種の熱帯ハーブが集合しています。ワサビノキなどが展示されています。

まるでジャングルのような「熱帯植物館」には、パイナップルやバナナもあります。ぜひ探してみてください。

施設概要

〒250-0408
神奈川県足柄下郡箱根町強羅1300
電話番号:0460-82-2825
休園日:なし ※季節・天候・メンテナンスなどにより、休園・開園時間の変更がございます。
開園時間:9:00~17:00(最終入園16:30)
入園料:大人550円 ※小学生以下入園無料。箱根フリーパス・のんびりきっぷ・大涌谷きっぷ・箱根のりものパスLiteご利用で入園無料
駐車場:有料駐車場あり。普通車43台(1時間300円/1台)※貸し切りバスにてご来園される場合は事前にご予約ください。
見ごろ:一年中、最盛期2~3月

美らヤシパークオキナワ・東南植物楽園

2022年2月下旬に撮影した「おきなわブーゲンフェア」のメインとなる高さ8mの「ブーゲンタワー」

東南植物楽園は、沖縄県の気候を生かし、日本国内ではなかなか見られない貴重な熱帯・亜熱帯植物など約1300種の植物を屋外でご観賞いただけます。毎年3月ごろ~4月下旬にかけて開催する「おきなわブーゲンフェア」は、日本最大の100万輪のブーゲンビレアを楽しめるイベントとして毎年多くのお客様が訪れます。このイベントのメインとなる「ブーゲンタワー」は、ブーゲンビレアの鉢植えをおよそ600鉢使用し、飾られた高さが8mとなる特大オブジェです。訪れた皆さまの記念撮影スポットとなっております。

園内には、大きく二つのエリアがあり「植物園エリア」では、日本一の規模を誇るユスラヤシの並木があり、その高さは25mにも及びます。「水上楽園エリア」では、サバンナ地帯に多く分布するバオバブや、世界一長寿の木といわれるリュウケツジュが見られます。また、例年5月下旬~7月上旬にはハスが見ごろを迎え、シーズン中は関連イベントを開催しています。この他にも、カピバラやリスザルと触れ合えるコーナーや動物の餌やり、釣り堀、絵付け体験など、さまざまなスポットがあり、子どもから大人まで一年中楽しめる植物園です。

ブーゲンビレア「マヨイ」は、苞の色が咲き始めに白から始まりピンク色に染まります。四季咲きなので夏季もよく咲き、花持ちがよい特長があります。一方で、根が少なく、弱いことが欠点でもあります。

「サンデリアナ」は、古く沖縄に導入された品種で一年通してよく花が咲きます。寒さにも強く、軽い霜なら枯れないほど丈夫な品種です。

「レインボー」は、開花につれて苞の色が変化するユニークな品種です。ベージュから始まり、オレンジ、赤へと色が移り変わります。

「ジャマイカホワイト」は、苞が白く、少しひねりがあるのが特徴です。期間中の園内では、ご紹介した4品種の他にも、枝変わりの色違いなどさまざまな種類のブーゲンビレアをご覧いただけます。

施設概要

〒904-2143
沖縄県沖縄市知花2146
電話番号:098-939-2555
休園日:なし ※2024年6・7月の月1回、施設メンテナンスにより休園日を予定。
開園時間:9:30~18:00(最終入園17:00) ※土・日・祝日は7:00から開園。シーズンや天候により閉園時間に変更あり。
入園料:大人1,540円、中人(13~17歳)1,050円、小人(4~12歳)600円、3歳以下無料。 ※10月~翌年5月は、イルミネーション夜の部(17時以降)に料金変更あり。園内には、周遊バス 500円、カピバラ・リスザル触れ合い入場 300円、動物餌やり 200円、釣り堀 300円など、有料サービスがございます。
駐車場:無料駐車場350台
見ごろ:一年中
関連イベント:毎年3~4月下旬 「おきなわブーゲンフェア」を開催

※最新情報は同施設ホームページ、SNSにて随時更新しています。

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