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家庭菜園経験者に聞いた!春夏野菜の栽培で大切な時期はいつ?

2018/02/01

植物に触れ合うことで癒やし効果もあるといわれている園芸。庭先やベランダ、または畑の1区画を借りて行う市民農園などを利用して、家庭菜園を楽しむ人が増えています。そんな家庭菜園で春夏野菜を育てる場合に、特に注意する時期はあるのでしょうか。

そこで今回は、春夏野菜を育てる際に気を付けた方がよいタイミングを知りたいと思い、全国の家庭菜園経験者100人にアンケートを取りました。

家庭菜園経験者に質問!家庭菜園で春夏野菜を育てる場合、最も気を付ける時期はいつだと思いますか?

■調査地域:全国
■調査対象:【性別】女性 【年齢】30 - 39 40 - 49 50 - 59 60 - 【結婚】既婚
■調査期間:2018年03月20日~2018年04月03日
■有効回答数:100サンプル
(サグーワークス調べ)

重要なのは茎や枝が育ち始めたころ!その理由は?

今回のアンケートで一番多く回答を集めたのは、「茎・枝が育ってきたころ」でした。アンケートの回答をいくつかご紹介します。

「茎・枝が育ってきたころ」を選択した方のコメント

・家庭菜園でトマトを育てたことがあるのですが、茎や枝が育ってきたころになるとちょっとした風や雨などによって枝が曲がってしまい、倒れてしまうことがありました。苗を植え付けたときに支柱を立てて安定させた方がいいと思います。 (30代/女性/専業主婦)

・トマトやピーマン、ナスは小まめにわき芽を摘み取ることで栄養が行き渡り、おいしい実がなります。わき芽摘みを怠ると、葉が茂り過ぎて空気の通りが悪くなり、害虫の発生原因になることがあります。 また、実に必要な栄養が行き渡らないことも心配されます。(40代/女性/パート・アルバイト)

害虫、茎が折れるなどの観点から、この時期には特に注意を払った方がよいと思う方が多いようです。せっかく育てやすい野菜を選んでも、この時期に被害にあってしまうとその先うまく育てられません。害虫が付いたり、順調に育ってきたのに茎が折れてしまうことのないよう、しっかり対策をしましょう。

最初が肝心!気を付けたいのは発芽時期!

2番目に回答が多かったのは、「芽が生えてきたころ」でした。そして、「実が付いてきたころ・開花時期」、「収穫時期」、「タネまき時期」と続きます。それぞれの回答をご紹介します。

「芽が生えてきたころ」を選択した方のコメント

・たくさん芽が生えてきたら均一な間隔になるよう間引きをしないと成長が弱くなり、しっかりとした茎や実がならないから。(50代/女性/専業主婦)

・芽が出たころに霜などが降りるとちゃんと成長しないため、天候に気を付ける必要があります。(30代/女性/無職)

「芽が生えてきたころ」と答えた方のコメントでは、間引きをする時期で、霜などの天候にも注意が必要なタイミングだからという理由が多く見られました。トマトやキュウリなどの春夏野菜は育苗期に間引いて成長を促しますが、育苗期は天候が不安定で、寒の戻りがあることもしばしば。寒さに当たると枯れてしまうこともあるため、生育適温を保つことが大切です。

「実が付いてきたころ・開花時期」を選択した方のコメント

・虫が付きやすいので気を付けて見ています。早くから薬をまいて予防しておくといいと思います。 (30代/女性/専業主婦)

「収穫時期」を選択した方のコメント

・春夏野菜は、毎日収穫ができる日が続くので、収穫時期は毎日観察が必要だと思います。(30代/女性/専業主婦)

・葉が育つころも虫が付きやすいので注意したい時期ですが、収穫時期に肝心の実が駄目になると取り返しようがありません。例えば、イチゴは収穫しようと思ったら、ナメクジに食べられていたことがあります。トマトは、雨が降ったときに裂果状態になりました。オクラは、収穫適期を過ぎると硬くて食べられませんでした。 (50代/女性/個人事業主)

「タネまき時期」を選択した方のコメント

・エダマメは、タネまき直後に鳥類(スズメやハト)が飛来して、せっかくまいたタネを食べ尽くしてしまうことがあります。ネットを掛けるなどの対策をする必要があります。(30代/女性/専業主婦)

「実が付いてきたころ・開花時期」「収穫時期」「タネまき時期」を選択した方からは、害虫や鳥害についてのコメントが多く寄せられました。葉や茎が育つころも虫が付きやすいですが、育てる野菜によってはタネまき時期だったり、実が付いてきたころや収穫時期も油断できないようです。早いうちから予防をして、安心して育てられるようにしておきましょう。

ポイントを押さえて上手に育てる!実りある家庭菜園を

春夏野菜の栽培で大切な時期について、家庭菜園経験者の意見をご紹介しました。「茎・枝が育ってきたころ」「芽が生えてきたころ」のコメントが6割以上を占めたことで、春夏野菜を育てる際は、初期生育が後の成長を左右するということが分かったのではないでしょうか。
春~夏は天候が不安定で、虫が増える時期です。経験者の意見をヒントにしっかりと対策をして、実りの大きな収穫時期を迎えてください。

JADMA

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