コリウスの育て方・栽培方法
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生育条件
- 用途
- 花壇、鉢植え
- 日当たり
- 日なた、半日陰
- 耐寒性
- 弱
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栽培管理
- 地植え適所・土質
- 有機質に富む水はけのよい土。ネマトーダがつきやすいので、新しい配合土に植える。
- 鉢植え用土
- 赤玉土6、ピートモス4の配合土
- 植え付け
- 20~25cmの株間で定植
栽培暦

※発芽、生育温度が高いので、屋内の窓辺で種まき、育苗を行いましょう
※上記の区分は目安です。実際の栽培地の条件により異なる場合があります
※上記の区分は目安です。実際の栽培地の条件により異なる場合があります
コリウスとは
日なたでも半日陰でもよく育ち、コンパクトな草姿が美しいカラフルなコリウス。お好みの色を選んで寄せ植えにすると、それだけで初夏のお庭がいっそう華やぎます。
種まき
発芽適温は20~30℃、発芽日数は5~7日。強い日ざしに弱いので、種まきは屋内の半日陰の場所で行うようにします。種は微細で好光性種子(こうこうせいしゅし)なので、ピートバンにまくとよいでしょう。ばらまきしたら覆土はせず、水は受け皿に入れ、底から吸わせるようにします。
育苗
本葉4~6枚になったら、6~7.5cmポットに植え替えて育苗します。用土は赤玉土6、ピートモス4の配合土。
肥料負けしやすいので、追肥は仮植後2週間くらいたってから液肥を与えるようにします。
50%遮光下の半日陰の場所で、水を多めに与えて育てます。
芽が出たら日ざしを避け、半日陰で育苗する。苗が徒長しないように密に生えたところは間引く
本葉4~6枚でポットに植える
定植
コリウスは有機質に富む水はけのよい土でよく育ちます。ネマトーダがつきやすいので、新しい配合土に植えることが大切です。
植えつけは、気温が十分に上がる5月中旬以降に行います。20~25cmの株間で定植します。強い日ざしに当てたり、乾かしすぎは禁物です。
また、チッ素肥料を与えすぎると葉色が悪くなるので注意します。
花穂が上がりだしたら摘み取るようにすると、葉色を美しく保つことができます。
深植えにならないように注意して植える
病害虫
ネマトーダ、立枯病は新しい用土を使うようにすれば防げます。
アブラムシ、オンシツコナジラミは殺虫剤を早めにまいて駆除します。
監修:監修:髙木 誠