サルビアの育て方・栽培方法

植え時期 ・まき時期
植え場所
栽培難易度
※★マークが多いほど難易度が上がります。
学名

Salvia splendens

和名/別名
ヒゴロモソウ
英名
Scarlet sage
原産地/生産地
ブラジル
分類
シソ科アキノタムラソウ属
発芽地温
20~25℃
  • 生育条件

    用途
    花壇、鉢植え
    日当たり
    日なた
    耐寒性
  • 栽培管理

    地植え適所・土質
    日当たりや通風がよく、西日を避けた場所を選び、堆肥、腐葉土などの有機物を多めにすき込んだ肥沃な土
    植え付け
    早生・中生種で25cm、「ボンファイヤー」のような晩生種は30cm

栽培暦

※寒地、寒冷地では発芽温度を保つようにフレーム、室内でまくようにしましょう
※上記の区分は目安です。実際の栽培地の条件により異なる場合があります

サルビアとは

初夏から秋にかけて咲き続ける、花期の長い花壇用草花の代表種。スプレンデンスが代表的ですが、そのほかにも新しい品種が加わり、バラエティーに富み育てやすい花として人気があります。

種まき

発芽適温は20~25℃と高温性なので、適温下でまくことが大切です。種は鉢や箱に条まきかばらまきし、5mmくらい覆土します。発芽日数は10日前後、5月中旬以降なら露地まきもできますが、早まきする場合、夜間は気温の下がる日も多いので、新聞紙とビニールやガラス板で覆い、保温保湿します。

種が重ならないよう条まきかばらまきし、5mmくらい覆土する。発芽するまでは新聞紙やガラス板などで覆い保温保湿する

種が重ならないよう条まきかばらまきし、5mmくらい覆土する。発芽するまでは新聞紙やガラス板などで覆い保温保湿する

育苗

発芽したら十分日光に当て、苗が徒長しないよう間引いて丈夫な苗に育てます。本葉が出始めたら液肥を与えます。本葉2~4枚になったら6cmポットに植え替え、週に一度液肥を与えて育てます。

苗が徒長しないうちに間引く

苗が徒長しないうちに間引く

定植

ポットに根がまわったら定植の適期です。日当たりや通風がよく、西日を避けた場所を選び、堆肥、腐葉土などの有機物を多めにすき込んだ肥沃(ひよく)な土にして植えつけるようにします。定植間隔は、早生・中生種で25cm、「ボンファイヤー」のような晩生種は30cmにします。除草、追肥を月に一度行い、咲き終わった花穂をときどき取り除けば、霜の降りるころまで咲き続けます。

ポットの底まで根がまわったら、よく土ごしらえした場所に深植えにならないよう注意して定植する

ポットの底まで根がまわったら、よく土ごしらえした場所に深植えにならないよう注意して定植する

病害虫

病害虫の少ない花ですが、梅雨時に株元に水がたまると根腐れすることがあるので、水はけに気をつけます。真夏の乾燥期にハダニの被害を受けることがあるので注意し、ついた場合は、ホースにハス口をつけて洗い落とし、その後、殺ダニ剤をかければ駆除できます。

監修:髙木 誠

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