センニチコウの育て方・栽培方法

植え時期 ・まき時期
植え場所
栽培難易度
※★マークが多いほど難易度が上がります。
学名

Gomphrena globosa L.

和名/別名
センニチコウ
英名
Common Globe Amaranth
原産地/生産地
南アジア、熱帯アメリカ
分類
ヒユ科センニチコウ属
発芽地温
20~25℃
  • 生育条件

    用途
    花壇、鉢植え、切り花
    日当たり
    日なた
    耐寒性
  • 栽培管理

    地植え適所・土質
    日当たりのよい乾き気味の場所が適地
    植え付け
    わい性種は15cm間隔、高性種は20cm間隔

栽培暦

※発芽温度が高いので、八重ザクラの咲くころになってから種まきしましょう
※上記の区分は目安です。実際の栽培地の条件により異なる場合があります

センニチコウとは

春まき1年草の代表種、センニチコウは日本の気候、風土に適していて作りやすい草花です。千日紅という名前は、花が長くもつことに由来したもので、初夏から秋まで長く楽しめるのも魅力の1つです。

種まき

発芽適温は20~25℃。綿毛を取り除いたクリーンシードは、普通の種と同じようにまくことができます。箱か苗床に筋まきし、5mmくらい覆土します。水を切らさないよう注意すれば、7~10日で発芽します。

綿毛に覆われた種は、湿った砂と一緒にもんでからまくとよい。クリーンシードは綿毛を取り除いてあるので、そのまま筋まきできる

綿毛に覆われた種は、湿った砂と一緒にもんでからまくとよい。クリーンシードは綿毛を取り除いてあるので、そのまま筋まきできる

育苗

発芽した苗は、小苗のうちに移植します。本葉2~4枚になったら6~7.5cmポットに植え替え、週に一度液肥を与えて育てます。

小苗のうちに6~7.5cmポットに植え替え、育苗する

小苗のうちに6~7.5cmポットに植え替え、育苗する

定植

日当たりのよい乾き気味の場所が適地です。ポットの底まで根がまわり、本葉6枚くらいになった小苗を、わい性種は15cm間隔、高性種は20cm間隔に植えつけます。リン酸、カリ分の多い配合肥料を元肥に使います。ただし肥料が多すぎると茎葉ばかりが茂り、花つきが悪くなるので注意が必要です。

ポットの底まで根がまわったら定植する

ポットの底まで根がまわったら定植する

病害虫

病気、害虫ともに少なく作りやすい草花ですが、雨が多いと赤さび病が出ることがあります。夏の高温乾燥期にはハダニが発生するので、殺ダニ剤で駆除します。

監修:髙木 誠

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