ベゴニアの育て方・栽培方法

植え時期 ・まき時期
植え場所
栽培難易度
※★マークが多いほど難易度が上がります。
学名

Begonia semperflorens Link et Otto

和名/別名
四季咲きベゴニア
英名
Bedding Begonia
原産地/生産地
ブラジル
分類
シュウカイドウ科ベゴニア属
発芽地温
20~25℃
  • 生育条件

    用途
    花壇、鉢植え
    日当たり
    日なた、半日陰
    耐寒性
  • 栽培管理

    地植え適所・土質
    西日が避けられる場所や、夏は木陰になる半日陰の場所が適地。腐葉土、ピートモスを多めにすき込む。
    鉢植え用土
    赤玉土6、腐葉土2、ピートモス2の配合土
    植え付け
    腐葉土やピートモスを多めにすき込んだ花壇に、15~20cm間隔

栽培暦

※育苗期間が長いので早まきしますが、発芽・生育温度が高いので、室内の窓辺で種まき・育苗を行いましょう
※上記の区分は目安です。実際の栽培地の条件により異なる場合があります

ベゴニアとは

日なたでも半日陰でも作れ、雨、風に強く、わい性で分枝多く、ボール状の草姿に絶えず花が咲き続ける四季咲きベゴニアは、花壇やプランターで作るのに最適です。

種まき

発芽適温は20~25℃と高温で、発芽日数は15日ほど。少量まくには、ジフィーセブンにまくとよく、水を含ませたら表面を指先で平らにならし、種をばらまきします。好光性種子(こうこうせいしゅし)なので覆土はせず、水は底から吸わせます。直射日光を避け、温度を保つよう、箱に入れ、窓辺に置いて管理します。

育苗

発芽したらレースのカーテン越しの光に当てて育て、本葉が2~3枚出てきたら6cmポットに植え替えます。用土は、赤玉土5、ピートモス5の配合土を使います。雨、風、直射日光を避けるため、フレームか室内の窓辺で育てます。植え替え後2週間くらいしたら、週に1度液肥を与えるようにします。

苗は本葉2~3枚になったら植えつける。深植えにならないように注意する

苗は本葉2~3枚になったら植えつける。深植えにならないように注意する

定植

晩霜の心配がなくなったら屋外に定植します。花壇は西日が避けられる場所や、夏は木陰になる半日陰の場所が適します。腐葉土、ピートモスを多めにすき込むようにします。ベゴニアは酸性土を好むので、石灰肥料は施さないようにします。鉢、プランターで作る場合は、赤玉土6、腐葉土2、ピートモス2の配合土を使い、15~20cm間隔に深植えしないよう注意して植えつけます。

病害虫

ネマトーダがつきやすいので、連作を避けることと、プランターや鉢は新しい配合土を使うようにします。ときにアブラムシ、ヨトウムシ、ナメクジがつくことがあるので、早めに殺虫剤をまいて駆除します。病害は、新しい用土を使えばほとんど発生しません。

監修:髙木 誠

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