キンレンカ(ナスタチューム)の育て方・栽培方法

植え時期 ・まき時期
植え場所
栽培難易度
※★マークが多いほど難易度が上がります。
学名

Tropaeolum majus L.

和名/別名
キンレンカ(金蓮花)
英名
Garden Nasturtium
原産地/生産地
ペルー、コロンビア、ブラジル
分類
ノウゼンハレン科キンレンカ属
発芽地温
20℃前後
  • 生育条件

    用途
    花壇、鉢植え
    日当たり
    日なた
    耐寒性
  • 栽培管理

    地植え適所・土質
    日当たり、風通しのよい、乾き気味のやせ地が適地。
    砂まじりの土に堆肥、腐葉土をよくすき込んだ水はけのよい土。
    植え付け
    15~20cm間隔

キンレンカとは

ナスタチュームの名前でも親しまれているキンレンカはハーブとして、また食用花としても利用される春まき1年草です。ハスの葉に似た、水をはじく盾形の葉も魅力の1つです。

種まき

発芽適温は20℃前後、嫌光性種子なので、ポットにまいて、1cmほど覆土します。発芽日数は7日ほど。3~4月まきは、室内の窓辺に置いて管理します。
なお、寒地、寒冷地は5~6月に、花壇やプランターに直まきし、夏から秋にかけて咲かせて楽しみます。

移植を嫌うので、花壇に直まきするか、ポットにまいて育苗する

移植を嫌うので、花壇に直まきするか、ポットにまいて育苗する

育苗

発芽したらよく日に当て、霜の恐れのある間は昼間だけ屋外に出して育苗します。乾燥地の植物なので、水は土の表面が乾いてきてから与えるようにします。
本葉2~3枚になったら液肥を与えるようにします。

発芽したらよく日に当て、水やりを控えめにして育てる。葉が2~3枚になったら間引いて1本にする。間引きは苗を抜かず、地際ではさみを使って切るとよい。

発芽したらよく日に当て、水やりを控えめにして育てる。葉が2~3枚になったら間引いて1本にする。間引きは苗を抜かず、地際ではさみを使って切るとよい。

定植

遅霜の心配がなくなったら、花壇やプランターに定植します。日当たり、風通しのよい、乾き気味のやせ地が適地です。砂まじりの土に堆肥、腐葉土をよくすき込んで、水はけのよい土にして15~20cm間隔に植えつけます。
チッ素過多や水のやりすぎは、葉ばかりが茂り、花つきが悪くなるので注意します。
暑さで株が弱ってきたら、株を1/3くらいに切りつめ、秋に咲かせるようにします。

本葉が3~4枚になったら定植する。砂まじりの水はけのよい土がよい。元肥にリン酸、カリ分の多い配合肥料を入れておく

本葉が3~4枚になったら定植する。砂まじりの水はけのよい土がよい。元肥にリン酸、カリ分の多い配合肥料を入れておく

病害虫

病気、害虫とも少ない草花ですが、春の育苗期にアブラムシがつくことがあります。早めに殺虫剤を散布して駆除します。

監修:髙木 誠

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