ロベリアの育て方・栽培方法

植え時期 ・まき時期
植え場所
栽培難易度
※★マークが多いほど難易度が上がります。
学名

Lobelia erinus L.

和名/別名
ルリチョウチョウ、ルリミゾカクシ
英名
Edging Lobelia
原産地/生産地
南アフリカ
分類
キキョウ科ロベリア属
発芽地温
20~25℃
  • 生育条件

    用途
    花壇、鉢植え
    日当たり
    日なた
    耐寒性
    弱~中
  • 栽培管理

    地植え適所・土質
    日当たり、水はけがよい場所が適地。有機質に富む肥沃な土。
    植え付け
    植え付けの間隔は15~20cm

栽培暦

※小型な草花なのでポットで雨をよけて育苗する。寒さに弱いので、秋まきはフレームを利用する 
※上記の区分は目安です。実際の栽培地の条件により異なる場合があります

ロベリアとは

春から初夏にかけて、爽やかな色で花壇を彩る人気の草花。追肥、切り戻しをすれば、花を長く楽しめます。

種まき

秋まきは9~10月にまき、春に咲かせます。春まきは3~4月、寒地では4~5月にまき、夏に咲かせます。
発芽適温は20℃前後、種が非常に微細なため、ピートバンか、ジフィーセブンにまきます。水を含ませたピートバンに種を薄くばらまきし、覆土はせず、水は受け皿に入れて吸水するようにします。
発芽まで約2週間とやや長くかかるので、乾かさないよう気をつけます。雨風に当てないよう、室内の窓辺に置いて管理するとよいでしょう。

種をまいたら窓辺に置き、発芽するまではほこりがかからないようティッシュペーパーをかぶせておくとよい

種をまいたら窓辺に置き、発芽するまではほこりがかからないようティッシュペーパーをかぶせておくとよい

育苗

芽が出そろったら日に当て、密に生えたところは間引いて丈夫な苗に育てます。本葉4~5枚になったら育苗箱に培養土を入れ3~4cm間隔に移植します。本葉が10枚ぐらいになったら8~9cmのポットに仮植し、フレーム内に入れるようにします。
温度が上がりすぎると、苗が徒長するので、晴れた日には覆いを外し、日光と外気に十分当て、夜間は閉めて凍らさないよう管理します。
育苗中は月に1度、液肥を与えるようにします。

定植

日当たり、水はけがよい場所が適地です。有機質に富む肥沃な土を好むので、定植する2週間ぐらい前までに、堆肥、腐葉土や元肥として配合肥料を施し、よく混ざるよう耕しておきます。
苗の植え付け時期は、強い霜が降りなくなるソメイヨシノの開花頃。春まきの場合は、ポットの底まで根が回った頃が適期です。
植え付けの間隔は15~20cm、深植えにならないよう丁寧に植え付けます。

開花

小さな花が、分枝した枝先につき、次々に開花します。丈夫な草花なので、花摘みなどの手間も要らずに楽しめます。
開花が一段落したら、花の咲き終わった枝先を刈り込み、株元に追肥を与え、中耕しておくと、若い枝が多数出て、再び開花を楽しむことができます。

花の咲き終わった枝先を刈り込むようにすると、もう一度花が楽しめる

花の咲き終わった枝先を刈り込むようにすると、もう一度花が楽しめる

病害虫

病害虫の少ない丈夫な草花ですが、種の小さな植物なので、種まき・育苗用土が悪いと苗立ち枯れ病が発生することがあります。よく水洗いした容器に、新しい用土を入れて作るようにしましょう。
アブラムシがつくことがあるので、広がらないうちに殺虫剤をまいて駆除します。

監修:髙木 誠

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