スイートアリッサムの育て方・栽培方法

植え時期 ・まき時期
植え場所
栽培難易度
※★マークが多いほど難易度が上がります。
学名

Lobularia maritima Desv.

和名/別名
ニワナズナ、ニオイナズナ
英名
Sweet Alyssum
原産地/生産地
地中海沿岸の海岸地帯
分類
アブラナ科ロブラリア属
発芽地温
20℃前後
  • 生育条件

    用途
    花壇、鉢植え
    日当たり
    日なた
    耐寒性
  • 栽培管理

    地植え適所・土質
    日当たり、水はけのよい場所
    植え付け
    植えつけの間隔は15~20cm

栽培暦

※夏の種まき・育苗は、寒冷紗などの日除けが必要です
※春まきは、フレームを利用したり、室内に入れるなどして発芽温度を確保します
※上記の区分は目安です。実際の栽培地の条件により異なる場合があります

スイートアリッサムとは

可憐な小花を密につけるスイートアリッサムはどんな草花とも相性がよく、寄せ植えには欠かせない花です。近年は花色も豊富になり、ますます人気が高まりそうです。

種まき

発芽適温は15~20℃。秋、春の彼岸ころがまきどきです。鉢か育苗箱に、筋まきか、ばらまきにします。種が小さいので、覆土は種が隠れる程度に薄くします。種が流れ出さないよう、まき終えたら表土を軽く鎮圧し、ジョロで静かに水やりします。発芽日数は5日前後です。

種が隠れる程度に薄く覆土し、ジョロで静かに水をかける

種が隠れる程度に薄く覆土し、ジョロで静かに水をかける

育苗

発芽したらよく日に当て、密に生えた所は間引き、苗が徒長しないよう、また過湿にならないように管理します。
本葉2~4枚になったら、6~7.5cmポットに仮植します。
根づいて新葉が出始めたら、2週間に1度液肥を与え、しっかりした苗に仕立てます。暑さ、寒さを嫌うため、夏の育苗は半日陰で、冬の育苗はフレームか、室内の窓辺で行います。

移植を嫌うので、本葉2~4枚の小苗のうちにポットに仮植する

移植を嫌うので、本葉2~4枚の小苗のうちにポットに仮植する

定植

本葉5~6枚になったら花壇やプランターに定植します。日当たり、水はけのよい場所が適地です。酸性土を嫌うため、定植1~2週間前までに、苦土石灰を混ぜ、酸度を矯正しておくことが大切です。
植えつけの間隔は15~20cm。秋に定植する場合は、北風の直接当たらない場所に植えれば、冬のうちに開花が始まります。

用土1リットルに苦土石灰小さじ1を混ぜ酸度を矯正しておく

用土1リットルに苦土石灰小さじ1を混ぜ酸度を矯正しておく

病害虫

アブラムシがつきやすいので、早めに殺虫剤を散布して駆除します。

監修:髙木 誠

PAGE TOP