トルコギキョウ ロジーナ(R)
この品種の特徴
サカタのタネが世界に誇る品種のひとつで、2005年度グットデザイン賞を受賞しました。
バラと間違えてしまうほど整った中輪で八重の花形と美しい色調が魅力的です。
雨のあたらないところでのコンテナ植えに適します。
難易度
難易度:マークが多いほど難易度が上がります。
開花期 |
6~8月 |
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耐寒性 |
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日照 |
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草丈 |
70~80cm |
花径 |
約6cm |
用途 |
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生育分類 |
リンドウ科トルコギキョウ属 一年草 原産地:北アメリカ メキシコ |
株間 |
約15cm、鉢植えでは18cm鉢で3株ほど植えます。 |
主な病気と害虫 |
スリップス(アザミウマ)によるウイルスが原因で、花色や花形、葉などに影響を与え奇形化するので、定期的に薬剤散布します。 水はけが悪いと根腐病がでるので注意します。 |
発芽地温 |
20℃前後 |
栽培環境 |
アメリカネブラスカ州、テキサス州原産の耐寒性1~2年草です。 暑さ、寒さに強く、暖かい地域でもプランターに植えて環境を整えてやると、翌年も開花します。 日当たりと水はけのよい環境と、肥えた用土を好みます。 |
タネまき~植え付け |
タネまきは、真夏と真冬以外はいつでもできます。 発芽適温は20℃前後で、この温度を維持しながら植え替えまで管理します。 タネは非常に細かいので、タネまきしやすいようにコーティングしてあります。 ジフィーセブンでは3~5粒、ピートバンでは薄くバラまきにします。 好光性種子なので、土はかけません。 乾燥を嫌うので、窓辺の明るい所で、底面給水に用いる受け皿の水を絶やさないように管理します。 本葉が出始めるころ、受け皿の水は控えます。徐々に日光に当てるようにします。 植え替えまでは約60~80日の長い期間かかるので、苗の様子を見ながら管理します。 本葉2節(4枚)の大きさのころ、根を切らないように、水はけのよい肥えた土を入れたに小鉢に植え替えます。 植えつけは日当たりと水はけのよい場所に完熟堆肥や腐葉土を多めに、化成肥料と苦土石灰をすき込みます。 株間は約15cm、鉢植えでは18cm鉢で3株ほど植えます。 |
管理ポイント |
寒い地域では早春から、暖かい地域では初秋からがタネまきの適期です。 発芽温度が高いとロゼットになり、茎立ちしないことがあるので注意が必要です。 育苗中は、月に2回ほど1000倍の液肥を与えます。 茎立ちが始まり、根が鉢に回ったころ、根鉢を崩さないように地植えやコンテナに植え、根づくまでしっかりと水を与えて乾燥に注意します。 春まきでは温度が高く日長も長いので順調に生育します。 寒さに強い花ですが、秋まきの冬越しは保温して管理します。 早春まきで8~9月ころ、初秋まきで、冬越しして6~7月ころに開花し、9~10月ころ再び開花します。 |
楽しみ方など |
コンテナ植えでも十分に伸びて切り花になります。 暖かい地域の初秋まきでは6~7月に一度開花して9~10月に再び開花します。 この株を冬の間、陽だまりの暖かいところで管理すると、株が残り6月ころに再度開花します。 かわいがって育てると2~3年咲すことができます。 |
権利関係 |
ロジーナ:商標登録第4698189号 |
受賞暦 |
ロジーナ ラベンダー:ジャパンフラワーセレクション(JFS) ロジーナ イエロー:ジャパンフラワーセレクション(JFS) |
名前の由来
「ロジーナ」(ROSINA)はイタリア語でバラを意味する「ローザ」から転じて女性の愛称として使われている言葉に由来しています。