コスモスの育て方・栽培方法
難易度:マークが多いほど難易度が上がります。
- 用途花壇、鉢植え、切り花
- 日当たり日なた
- 耐寒性弱
- 地植え適所・土質過湿には弱いので、花壇づくりは日当たり・風通しのよい場所を選び、よく耕し、床を少し盛り上げて整地する。
- 植えつけポット苗の植えつけ間隔は20~30cm、遅まき栽培は株が大きくならないので、まき時期により、株間をつめ、密植状態で咲かせる。
栽培暦
※寒地の5月まきは、ポットまきでフレーム内で育苗します
※寒地、寒冷地では、秋咲きタイプの品種も早く開花します。早咲き品種は種まき後60~70日で開花するので、6月頃から開花が楽しめます
※上記の区分は目安です。実際の栽培地の条件により異なる場合があります
種まき
発芽適温は15~20℃、種も比較的大きく、よく発芽するので、直まきができます。7.5~8cmのポットに、2~3粒ずつまいて育苗する方法もとれます。苗の移植も容易なため、箱に筋まきし、小苗にして定植することもできます。
花壇への直まきは、2~3粒ずつ点まきします。
育苗
苗が徒長しないうちに間引くことが大切です。花壇に直まきした場合は、安全のために2~3回に分けて間引き、最終的に1本にします。
箱まき、ポットまきの場合は、双葉のうちに密に生えたところを間引き、その後は、葉が触れ合う程度の株間を保つように間引いて、健全な苗に育てます。
定植
コスモスは、荒地でも育つような丈夫な植物ですが、過湿には弱いので、花壇づくりは日当たり・風通しのよい場所を選び、よく耕し、床を少し盛り上げて整地します。
多肥にすると葉が茂りすぎ、茎がやわらかくなり倒伏しやすくなるので、元肥は入れず、堆肥だけをすき込んで、苗を植えるようにします。
ポット苗の植えつけ間隔は20~30cm、遅まき栽培は株が大きくならないので、まき時期により、株間をつめ、密植状態で咲かせます。
追肥は、株の生育をみて与えるようにします。リン酸、カリ分の多い配合肥料を与えれば、茎が硬く、花色のよい花を咲かせることができます。
病害虫
とくに大きな被害を受けることはありませんが、育苗時にアブラムシやハダニがつくことがあります。注意して、早めに殺虫剤をまき、駆除します。