サルビアの育て方・栽培方法
難易度:マークが多いほど難易度が上がります。
- 用途花壇、鉢植え
- 日当たり日なた
- 耐寒性弱
- 地植え適所・土質日当たりや通風がよく、西日を避けた場所を選び、堆肥、腐葉土などの有機物を多めにすき込んだ肥沃な土
- 植えつけ早生・中生種で25cm、「ボンファイヤー」のような晩生種は30cm
サルビアとは
初夏から秋にかけて咲き続ける、花期の長い花壇用草花の代表種。スプレンデンスが代表的ですが、そのほかにも新しい品種が加わり、バラエティーに富み育てやすい花として人気があります。
種まき
発芽適温は20~25℃と高温性なので、適温下でまくことが大切です。種は鉢や箱に条まきかばらまきし、5mmくらい覆土します。発芽日数は10日前後、5月中旬以降なら露地まきもできますが、早まきする場合、夜間は気温の下がる日も多いので、新聞紙とビニールやガラス板で覆い、保温保湿します。
育苗
発芽したら十分日光に当て、苗が徒長しないよう間引いて丈夫な苗に育てます。本葉が出始めたら液肥を与えます。本葉2~4枚になったら6cmポットに植え替え、週に一度液肥を与えて育てます。
定植
ポットに根がまわったら定植の適期です。日当たりや通風がよく、西日を避けた場所を選び、堆肥、腐葉土などの有機物を多めにすき込んだ肥沃(ひよく)な土にして植えつけるようにします。定植間隔は、早生・中生種で25cm、「ボンファイヤー」のような晩生種は30cmにします。除草、追肥を月に一度行い、咲き終わった花穂をときどき取り除けば、霜の降りるころまで咲き続けます。
病害虫
病害虫の少ない花ですが、梅雨時に株元に水がたまると根腐れすることがあるので、水はけに気をつけます。真夏の乾燥期にハダニの被害を受けることがあるので注意し、ついた場合は、ホースにハス口をつけて洗い落とし、その後、殺ダニ剤をかければ駆除できます。