プリムラマラコイデスの育て方・栽培方法
難易度:マークが多いほど難易度が上がります。
- 用途花壇、鉢植え
- 日当たり日なた
- 耐暑性中
- 鉢サイズ・種類鉢植え用の品種は4~5号鉢
- 植えつけ花壇用品種は花壇やプランターに定植。花壇用の植えつけ間隔は15~20cm
栽培暦
※暑さに弱いので夏の植え替えは避けます。また、耐寒性は強いですが、花壇用種はマイナス3℃以上、鉢物用種は3℃以上を保ちましょう
※上記の区分は目安です。実際の栽培地の条件により異なる場合があります
プリムラマラコイデスとは
耐寒性が強く、丈夫で作りやすい一年草タイプのプリムラです。多花性で、品種によって花色も豊富なので、寒さの残る春先の庭を鮮やかに演出してくれます。
種まき
発芽適温15~20℃、暑くなると発芽、育苗がしにくくなるので、梅雨の前半までにまくようにします。
また、ボリュームには欠けますが、秋まきも可能です。密植にして咲かせるとよいでしょう。
プリムラは好光性種子(こうこうせいしゅし)なので、ピートバンにまき、覆土はせず、水は受け皿に入れ、底から吸わせるようにします。種の表面が乾かないよう、一日一回霧吹きで水をかけてやるとよく発芽します。
育苗
発芽したら50%遮光下で育苗します。密に生えた所は間引き、本葉2~4枚になったら6~7.5cmポットに仮植します。
暑い時期は、雨除け、日除けをした風通しのよい場所で育苗します。夏の間は根を傷めるので、追肥は控えます。
定植
朝夕が涼しくなる秋口になってから定植します。鉢植え用の品種は4~5号鉢に、「うぐいすシリーズ」などの花壇用品種は花壇やプランターに定植します。
北風の直接当たらない場所で栽培すると、冬のうちに咲き始め、長く楽しめます。花壇用の植えつけ間隔は15~20cm。
病害虫
病虫害の少ない草花ですが、古い枯れ葉をそのままにしておくと、灰色かび病(ボトリチス病)が発生します。枯れ葉や傷んだ葉を早めに取り除く手入れを行うようにします。