ハボタンの育て方・栽培方法
難易度:マークが多いほど難易度が上がります。
- 学名Brassica oleracea L. var. acephala DC
- 和名/別名ハボタン(葉牡丹)
- 英名Flowering cabbage、Flowering kale
- 原産地/生産地ヨーロッパ
- 分類アブラナ科アブラナ属
- 発芽地温20℃前後
- 用途花壇、鉢植え
- 日当たり日なた、半日陰
- 耐寒性強
- 鉢サイズ・種類ミニ作りにする場合は、9~10.5cmのポット、大作りにする場合は、5~6号の鉢。
- 植えつけ花壇やプランターに20~25cm間隔。
栽培暦
※寒地、寒冷地では、低温期が早く来るので、早めにまくこと。寒さに比較的強いが、発色後はマイナス3℃以下で凍害を受けるので、保護が必要です
※上記の区分は目安です。実際の栽培地の条件により異なる場合があります
ハボタンとは
改良が進み、おしゃれな印象が定着してきたハボタン。品種によって、さまざまな表情をみせるので、花壇や寄せ植えなど、その楽しみ方も多彩です。
種まき
発芽適温は20℃前後、秋の低温で発色するので、寒さが早い寒地では早く、暖地では遅くまくようにします。気温が高い夏にまくので、立枯病が出ないよう、まき土は清潔な新しいものを使うようにします。
まき箱に用土を入れ、5cm間隔に条まきし、3mmぐらい覆土します。まいた箱は風通しのよい半日陰に置くようにして、水を切らさないように管理すれば、3日ほどで発芽します。発芽がそろったら、速やかによく日の当たる場所に移すことが大切です。
育苗
葉が触れ合うようになると苗が徒長しやすくなるので、数回に分けて間引くようにします。
本葉が2~4枚になったら7~8cmポットに鉢上げし、週に1度、液肥を与えて育てます。日当たり、風通しのよい場所で、乾かしぎみに管理すれば、しっかりした苗に育ちます。
定植
鉢上げ後約30日、ポットの底によく根がまわったら定植します。ミニ作りにする場合は、9~10.5cmのポットに植え付けます。大作りにする場合は、5~6号の鉢に植えるか、花壇やプランターに20~25cm間隔に植えるようにします。
定植後、1週間ぐらいしたら、配合肥料を株元に置き肥として与えます。
黄ばみはじめた下葉は、2週間に1度定期的に取り除くようにすれば、葉数の多いしまった株を作ることができます。
低温で発色するので、発色するまでは、屋外の日当たりのよい場所で育てます。
病害虫
葉を食害するアオムシ、ヨトウムシ、コナガの幼虫がよくつくので、2週間に1度殺虫剤を散布します。また幼苗時は、ナメクジ、アブラムシもつくことがあるので注意し、早めに駆除します。