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失敗しない栽培レッスン(花)

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キンギョソウの育て方・栽培方法

難易度
  • 春まき
  • 秋まき
  • 地植え
  • 鉢植え

難易度:マークが多いほど難易度が上がります。

  • 学名Antirrhinum majus L.
  • 和名/別名キンギョソウ(金魚草)
  • 英名Snapdragon
  • 原産地/生産地地中海沿岸
  • 分類ゴマノハグサ科キンギョソウ属
  • 発芽地温20℃前後

生育条件

  • 用途花壇、鉢植え、切り花
  • 日当たり日なた
  • 耐寒性

栽培管理

  • 地植え適所・土質有機質に富む肥沃な土
  • 植えつけ一季咲き性品種は、株間20~25cm、四季咲き性品種は15~20cm間隔

栽培暦

※上記の区分は目安です。実際の栽培地の条件により異なる場合があります。

キンギョソウとは

バラエティーに富んだ品種群を持つ1年草で、その金魚のような愛らしい花型で、多くの人に愛されています。
四季咲き性の品種も増え、用途に合わせさまざまなシーンで活躍します。

種まき

発芽適温は15~20℃、非常に微細な好光性種子なので、ピートバンかジフィーセブンにまいて、覆土はせずに受皿に水を入れ、底から吸わせるようにします。雨、風に当てないよう、フレームか室内の窓辺に置いて発芽させます。
発芽したら受皿の水は捨て、よく日に当てて乾かしぎみに管理すると、根張りのよい、しっかりした小苗に育ちます。

種はばらまきし、覆土はせず、水は底から吸わせる

育苗

苗が密に生えると徒長しやすいので、何回かに分けて間引くようにし、本葉2~4枚になったら移植します。根がもろく、傷みやすいので、丁寧に根をほぐし、6~7.5cmのポットに1本ずつ仮植して育苗します。
仮植後2週間ほど経過したら、週に1度液肥を与え、しっかりした苗に育てましょう。

本葉が2~4枚ほど出たらポットに1本ずつ植える

密に生えたところは間引き、苗を徒長させないようにする。

定植

日当たり、水はけのよい場所が適地です。酸性土を嫌うため、苗を植える1週間前までに苦土石灰をすき込み、酸度矯正をしておくことが大切です。有機質に富む肥沃な土を好むので、堆肥や腐葉土などの有機物、元肥の化成肥料をまき、よく耕して土ごしらえをしておきます。

秋にまいた苗は、寒くなるまでに定植します。株が大きくなる一季咲き性品種は、株間20~25cm、四季咲き性品種は15~20cm間隔に植えます。ポットに根がまわったら速やかに植え替えます。なお、比較的寒さに強い草花ですが、真冬は霜除けをしたほうが安全です。

病害虫

幼苗時に苗立枯れ病が出やすいので、種まきや育苗の土は新しい清潔なものを使うことが大切です。
害虫はアブラムシがつきやすいので、よく観察し、発生初期のうちに殺虫剤をかけて駆除します。

JADMA

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