ダイアンサス(ナデシコ)の育て方・栽培方法
難易度:マークが多いほど難易度が上がります。
- 用途花壇、鉢植え、切り花
- 日当たり日なた
- 耐寒性強
- 地植え適所・土質日当たりがよく、水はけのよい場所
栽培暦
※寒地、寒冷地では、春まきの場合、発芽温度を保つよう屋内やフレーム内で種まきをしましょう
※四季咲き性のある一代交配種は、夏にまいて秋に咲かせることもできます。ただし、暖地、温暖地では、夏まきの場合、日除けが必要です
※上記の区分は目安です。実際の栽培地の条件により異なる場合があります
ダイアンサスとは
可憐な花姿で、古くから人々に愛されてきたナデシコ。より育てやすく、開花も長く続くように改良した一代交配種なら、花壇に、切り花にと四季を通じて楽しめます。
種まき
発芽適温20℃前後。発芽日数は5~7日と短く、種から育てやすい草花です。
まき土は赤玉土にピートモスを混ぜたものがよく、鉢または箱にまきます。種をまいたら5mmくらい覆土し、種が流れないように表土を鎮圧してからジョロで水を与えます。
育苗
芽が出たら苗が徒長しないよう、よく日に当てて水やりを控えめにして育てます。本葉が出始めたら、6~7.5cmポットに仮植します。
用土は赤玉土6、腐葉土3、ピートモス1の配合土で、深植えしないよう注意して植えつけます。週に1度液肥を与え、丈夫な苗に育てます。
定植
日当たりがよく、水はけのよい場所が適地です。酸性土を嫌うため、苦土石灰をまいて酸度調整をし、堆肥、腐葉土などの有機物を多めにすき込んで土ごしらえをしてから苗を植えつけます。
本葉3~5枚になったら定植の適期です。寒さの厳しい地方では、霜除けをして越冬させます。
病害虫
連作すると立枯病が発生しやすくなるので注意します。
害虫はアブラムシがつきやすいので、定期的に殺虫剤をまいて駆除します。