かんぴ 寒肥

意味

かんごえとも読みます。冬の間、主に休眠している庭木や果樹に与える肥料お礼肥え)です。

使用例

「寒肥は、春に元気な新芽を出させるための栄養補給のような役割をしてくれるよ」

豆知識

根を傷めないように冬の間に肥料を熟成させて、成長が始まる春に根に吸収させたいので、ゆっくりと効いて植え替えをしない樹木の土壌改良にもなる有機質肥料がおすすめです。
寒肥の与え方

樹木は根の先端から肥料の成分を吸収するので、効率的に肥料分を吸収させるには、根の先端に肥料を施す必要があります。根の先端は、枝の先端あたりに位置しているので、枝の先端あたりの地面を円状に溝を掘るか、大変であれば穴を一定間隔に掘って、肥料を埋めます。

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