季節の花めぐり ネモフィラ

ここ10年ほどの間で、各地で人気を広げてきた「ネモフィラ畑」。淡いブルーの花色が描く空とのコントラストは、どこか新鮮で、SNSを通して多くの人々の目に触れるようになりました。その話題は、もともとの植物愛好家だけでなく、幅広い世代にも浸透していきました。

今では、サクラやナノハナ(ハナナ)と並んでニュースでも取り上げられるほど、春を象徴する景観としてすっかり定着しています。そんな今年も、日本各地で見ごろを迎えつつあります。この時期だけの柔らかい青の景色を探しに、お出かけしてみてはいかがでしょうか。

※本ページの情報は、2026年4月時点のものです。お出かけの際は、各施設の公式ホームページやSNSなどで最新の開花状況をご確認ください。

くりはま花の国

フラワートレインの停留所「ハーブ園入口」を降りると、青いじゅうたんが一面に広がる「天空の花畑」が迎えてくれます。

神奈川県横須賀市にある「くりはま花の国」は、約58haの広大な丘陵に、自然の地形を生かしてつくられた緑豊かな公園です。首都圏から訪れやすく、花の名所としても知られており、ポピー園やコスモス園の満開になる季節は多くの人でにぎわいます。

春の始まりに来園者の心を奪うのが、見晴らしのよい丘に広がる「天空の花畑」のネモフィラです。4月上旬には青い花が一面を染め、空へと続いていくような澄んだ景色が楽しめます。季節が進むと、夏にはヒマワリ、冬から春にかけてのナノハナへと彩りが移り変わり、訪れるたびにさまざまな表情を見せてくれます。

園内には、展望台を備えた「芝生広場」や各県の木を集めた「県木の広場」、「樹木園」、「つばき園」などが点在し、それらをつなぐ「フラワートレイン」がゆったりと走ります。さらに、子どもが夢中になる「冒険ランド」や足湯「湯足里(ゆったり)」、東京湾を一望できる「天空BBQ」など家族で過ごせるスポットも充実しています。

また、園内はペットとの散策も好評です。リード着用の上、各エリアのルールに沿ってご利用ください。※ハーブ園は入園不可、レストランはテラス席のみ、フラワートレインは専用ケージが必要です。

4月上旬~5月中旬の「天空の花畑」には、ネモフィラが咲き誇ります。花畑の向こうには街並みがのぞき、その上には雄大な空が広がる絶景のフォトスポットです。季節ごとにヒマワリ、ナノハナ、ネモフィラと異なる景観が楽しめる人気の花畑です。

フラワートレインは、約2kmある園内を巡る、便利な移動手段です。高低差がある園内でも快適に移動でき、車窓から花々を眺めるひとときもまた格別です。

園内に入るとすぐに広がる、約18haの「ポピー園」。5月上旬〜6月中旬には、赤やピンクのシャーレーポピーが風にそよぎます。気候によってはネモフィラの見ごろと重なり、それぞれ異なる景観を同時にお楽しみいただけます。この花畑では、春はポピー、秋はコスモスが約100万本咲き誇ります。

東京湾の絶景を眺めながらバーベキューが楽しめる「天空BBQ」のオープンテラス。花めぐりの合間に立ち寄るのにもぴったりで、手ぶらで気軽に楽しめます。なお、席は事前予約制ですのでご注意ください。

くりはま花の国

〒239-0832
神奈川県横須賀市神明町1番地
電話番号:046-833-8282
休園日:なし
開園時間:24時間ご覧いただけます。
入園料:無料
駐車場:有料駐車場あり。
・第1駐車場は普通車70台 630円/1回、軽専用1台あり。8:00~17:00まで。
・第2駐車場は普通車247台 630円/1回。5:30~20:30まで。
ネモフィラの見ごろ: 4月上旬~5月中旬
※園内に高低差があるため、動きやすい服装でのご来園を推奨しておりますので、ご注意ください。

大阪まいしまシーサイドパーク ネモフィラ祭り2026

空・海・花の美しい三重奏。 明石海峡大橋を遠望できる、この開放的なロケーションならではの景観です。

大阪まいしまシーサイドパークでは、「ネモフィラ祭り2026」が2026年4月11日(土)~5月10日(日)に開催されます。会場となる大阪市・舞洲は、昨年の「大阪・関西万博」会場となった夢洲に隣接し、「明石海峡大橋」を遠望できる開放的なロケーションが魅力です。心地よい潮風の中、約44,000平方メートルの広大な敷地にはネモフィラが咲き誇り、青一色の景観を楽しめる春のイベントとして親しまれています。

ネモフィラの見ごろに合わせて例年4~5月に開催され、丘一面を青く染め上げるネモフィラと大阪湾の広大な海、青く澄み渡った空のハーモニーは、思わず写真に収めたくなる美しさです。昨年は、大阪万博の開催に伴って休園となりましたが、一昨年(2024年)は約1カ月の開催で23万人が来場するほど。今年も見応えのある景観が期待されています。

ときには、ネモフィラに虹がかかり、絵画のような1枚を撮影できることもあります。

ほのかに色付く、夕日とネモフィラ。昼の青空とは異なる幻想的な色合いを味わえます。

一面のネモフィラに白が映える「MAISHIMAモニュメント」。来園記念に撮影したくなる、人気のフォトスポットです。

青一色のネモフィラ畑に、顔をのぞかせるチューリップ。色彩のコントラストが美しい、この季節ならではの共演です。

大阪まいしまシーサイドパーク  ネモフィラ祭り2026

〒554-0042
大阪市此花区北港緑地2丁目 大阪まいしまシーサイドパーク
電話番号:06-4804-5828
休園日:期間中は無休
開園時間:平日は、10:00~17:00(最終入園16:30)。土日祝は、9:00~18:30(最終入園18:00) ※最終日の5月10日は、17:00にて閉園
入場料:大人 1,800円(団体1,500円)、小中学生 500円(団体500円)、未就学児 無料
駐車場:有料駐車場あり。普通車1800台 1,000円/台
ネモフィラの見ごろ:4月上旬~5月上旬
※イベント開催期間以外は、立ち入り禁止となります。

関連イベント

● Kitchen Car Fes in 舞洲

文・編集/園芸通信 編集部

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