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ヒマワリ

ヒマワリ

2023/08/29

例年夏に各地で見ごろを迎えるヒマワリ。一面に広がるヒマワリ畑に思いをはせて、夏の旅行計画を立てる方も多いと思います。その一方で、近年は夏だけでなく、種まき時期をずらして、秋以降に楽しめるヒマワリを見どころとしているヒマワリ園も多数あります。今回は、太陽の象徴ともいわれるヒマワリを残暑と共に堪能できるスポットをご紹介いたします。

※2023年8月の情報です。お出掛けの際は、事前に公式ホームページなどで最新情報をご確認ください。

あけのひまわりフェスティバル・宮山ふるさとふれあい公園

筑波山をバックに堂々と咲くヒマワリ

8月下旬~9月上旬にかけて筑西市の明野地区で開催されている「あけのひまわりフェスティバル」。日本では珍しい、花の中心までびっしり花びらで覆われている「東北八重ひまわり」を約100万本植栽し、広大な田畑に咲き誇ります。「東北八重ひまわり」は、背丈が一般的なヒマワリより低い1m前後で、鮮やかで明るいオレンジ色のふわふわとした花びらが特徴です。名峰「筑波山」を背景に、辺り一面を埋め尽くす景色が壮観で、例年多くの方が全国からお越しになります。フェスティバル開催期間中は、畑を限定開放しており、間近でヒマワリを見ることができます。また「東北八重ひまわり」を持ち帰られる「切り花体験」(有料)も実施しています。

一面に広がる空の青と花々の黄色が織りなすコントラストが、幻想的な景色です。

元気いっぱいに咲く姿は夏の風物詩です。

「東北八重ひまわり」は花の中心までびっしり花びらで覆われているのが特徴です。

夏風に揺れる約100万本の「東北八重ひまわり」

施設概要

茨城県筑西市宮山地区
宮山ふるさとふれあい公園周辺
電話番号:0296-20-1160(筑西市観光振興課)
開催期間:2023年8月26日(土)~9月3日(日)
開催時間:9:00~16:00
入園料:無料。ひまわり切花園(5本300円)、ラッピングコーナー(+100円)
駐車場:有料(一部無料)駐車場あり。 ※駐車可能時間は開催時間に準じます。
見ごろ:2023年は8月下旬~9月上旬。 ※例年フェスティバルの日程に合わせて種まきを行っています。
※混雑緩和のため、フェスティバル期間の土日のみ臨時シャトルバスが運行される予定です。

観光農園 花ひろば

園内に咲きそろうヒマワリ。暑い中でも元気に咲いている姿は圧巻です。

観光農園 花ひろばでは、ヒマワリの見ごろが6月中旬~12月下旬と長期間お楽しみいただけます。そのため、園内に11個のヒマワリ畑が準備されています。それぞれの畑の見ごろは1週間ですが、ヒマワリシーズン中にどこかの畑が開花するように種まき時期を調整して管理しています。毎週見ごろが移り変わるヒマワリ畑を堪能していただけます。

同園は、ヒマワリだけでなく季節の植物を一年中楽しめる施設です。季節に応じてポピー、ルピナス、キンギョソウ、アジサイ、コスモス、松葉ボタン、コキアなどさまざまな植物を植栽しております。入園された方には、園内の花をお一人さまにつき10本(品種により3本)まで摘んで帰れるサービスも行っており、来園された記念として好評です。

また、敷地内で季節ごとにいちご狩り、ブルーベリー狩りなどをお楽しみいただけるほか、農家直売の野菜やスイカをご購入できるエリアもございます。四季折々の花と野菜が魅力の同園にぜひお立ち寄りください。

今年は台風が多く発生しましたが、無事に夏らしい景色をお楽しみいただけています。

咲き始めるヒマワリの様子です。緑色の蕾が連日花開きます。

酷暑が続きますが元気に開花しています。

ヒマワリと思えない、貴重な赤黒い小さなヒマワリです。黄色のヒマワリが1000本ある中で、ひょっこりと現れます。ぜひ園内をお探しください。

施設概要

〒470-3411
愛知県知多郡南知多町豊丘高見台48
電話番号:0569-65-2432
休園日:1月1~3日 ※天候不順などにより休園することがございます。ホームページの新着情報(ブログ)よりご確認ください。
開園時間:8:00~17:00 ※いちご狩りの入園時間は9:00~16:00
入園料:大人(中学生以上) 800円、小人 400円 ※未就学児は無料
駐車場:無料駐車場あり。大型バス可 ※大型バスでお越しの際は、事前にご予約をお願いいたします。
見ごろ:6月中旬~12月下旬
イベント:フォトコンテストを毎月開催中。2023年7月1日~9月15日 謎解き宝探しゲーム(参加費500円)を開催。

JADMA

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