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サカタのタネで働く社員のブログ。社員の日常や商品企画秘話やカタログ制作の裏話などお届けします。

「ガーデンセンター横浜」72年の歴史 バックヤード編

2024/09/10

ガーデンセンター横浜の72年という歴史は、感慨深いものがあります。本編でも紹介した、2023年10月当時のガーデンセンター横浜のフロアマップ。お客様が入ることができないバックヤードを中心に店舗をご案内したいと思います。

実は、『園芸通信』編集長の私も入社から13年、ガーデンセンター横浜でサービスカウンター、樹木、野菜苗、資材、種、球根を担当した1人です。こちらでは、元ガーデンセンター横浜のスタッフとして、本編ではご紹介できなかった内容をお届けします。

① サービスカウンター

無料でお得に買い物ができる「パンジーカード」の発行や各種ご案内、配送などを承っていました。

お客様のギフトの要望に合わせて、色とりどりのリボンも用意していました。リボンは、すべてスタッフの手作りで、母の日などギフトのハイシーズンには、リボンが足りなくなるので、スタッフ総出でストック用のリボンづくりに精を出していました。指がつる!といいながら作っていたのが懐かしいです。ハロウィーンが近かったため、カラフルな組み合わせのリボンがいっぱいですね。

パンジーカードとは?
入会費・年会費無料で作成でき、会員になると5%オフ※で買い物できる会員カードでした。※一部除外品あり

② 用土・肥料・薬品・球根倉庫

駐車場スロープの下に当たる倉庫には、用土・肥料・薬品・種・球根などの在庫品が所狭しと並べられていました。

奥に行けば行くほど、かがまないと進めないような天井が低い倉庫でしたが、什器を工夫して、スペースの有効活用をしていました。

球根は、横から取り出しやすい収納グッズを活用して、在庫管理をしていました。

③ 倉庫棟

1階は荷受け・発送場、2階は資材在庫置き場、3階屋上は植物在庫置き場でした。

上の画像は、倉庫棟の外観です。

1F荷受場は、植物や園芸グッズなどの荷下ろしを行っていました。

1F奥の発送場では、お客様が購入された商品を一つ一つ丁寧に荷造りして発送していました。ギフトシーズンは、発送待ちの段ボール箱でいっぱいになります。

倉庫棟2 階は、資材在庫置き場でした。たくさんのアイテムが所狭しと収納されています。担当外のスタッフは、お目当ての商品を探すに右往左往してしまいますが、担当スタッフは、目当てのものをすぐに探し出します。品数が多いので、いつも棚卸しに苦労していました。

3 階屋上は、晴れていると日差したっぷりなので、植物の在庫置き場として利用していました。リニューアルオープン時は、店頭在庫が少ない商品をここまで取りに行き、品出しを終えると、隣の商品がない!といった感じで、何度往復しても品出しが追い付かない日々が続きました。

④ 直売部事務所棟

1 階は直売部事務所や応接室、2 階は会議室や食堂(休憩室)などがありました。

上の画像は、直売部事務所棟の外観です。

直売部事務所棟玄関は、当社のマスコット、大玉トマトの「王様トマトちゃん」とメロンの「アンデスたべ太くん」たちがお出迎えをして、来訪者の方々を和ませてくれていました。

⑤ 屋上駐車場

店内駐車場行きのエレベーターに乗り、屋上の駐車場からは、ベイブリッジを望めました。実は、横浜の花火ベスト鑑賞スポットでもありました。

撮影したこの日は、あいにくの曇り空。写真では見えませんが、肉眼ではうっすらベイブリッジが見えていました。

ここまでお読みいただきまして、ありがとうございました。ガーデンセンターというお客様と接することができる部署で経験したことが、実は、今でも園芸通信やオンラインショップなどで生かされています。中でも思い出深いエピソードを二つ紹介させてください。

今は園芸通信の編集長をしていますが、ガーデンセンターというお客様と接することができる部署で経験したことが、実は、今でも園芸通信やオンラインショップなどで生かされています。

キッチンベジ®タネまきはじめてセット

一つ目は、2007年春から「キッチンベジ タネまきはじめてセット」を開発し、販売したことです。初めて園芸に興味を持った方は何をそろえればよいのかさえ分かりません。きっかけは、私が接客できない時でも「これだけ買えば、安心して種まきができて、しっかり育つ。そんな商品を開発したい!」という思いからでした。

当時の種まきの説明書とその一環で作成した『ガーデニングアドバイスブック』。親しみやすいイラスト入りで、園芸のハウツーを説明しています。園芸初心者の方は、ぜひご覧ください。

『ガーデニングアドバイスブック』はこちら

二つ目は、売り場では「今まける種はどれですか?」というお声が非常に多かったことから、今月まける種コーナーを設置し、たくさんのお客様から喜ばれました。

これを接客できないオンラインショップでも実現できないかと形にしたのが、『種まきカレンダー』です。お住まいの地域で、その時期にまける種を3ステップで探せますので、多くの方に活用いただけましたら幸いです。

『種まきカレンダー』はこちら

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