夏休みの宿題がピンチ!枯れかけたアサガオを復活させてみた

夏休みが始まるこの時期、お子さんやお孫さんが小学校で育てたアサガオを持ち帰り、ご家庭で一緒にお世話する機会もあるのではないでしょうか。 

アサガオは、日本の夏を彩る代表的な花であり、小学校1年生の学習課題としてもおなじみの植物です。しかし近年は厳しい暑さが続き、人だけでなく植物にとっても過酷な環境になっています。今年も梅雨明けとともに気温が一気に上がり、ぐったりとしたアサガオを目にする機会が増えました。 

せっかく子供たちが世話をして大事に育てたアサガオです。元気のない姿を見ると「何とかしてあげたい!」と思いますよね。編集部スタッフの間でも、夏を乗り切れずに弱った植物をどう立て直すか、よく話題になります。 

今回は、通信販売のスタッフが夏の暑さと水枯れで弱った「アサガオ緊急レスキュー術」に取り組んだ1カ月の様子をご紹介します。7月初旬にサカタのタネ通信販売のメルマガでもお届けした内容に加え、ワンポイントアドバイスも追加しました。 

夏休みに持ち帰ったアサガオをはじめ、暑さと水枯れで元気をなくした植物のお世話の参考になれば幸いです。 

いざ!枯れかけのアサガオを救うミッション開始です!

2025年7月25日~8月26日の様子

小学1年生の娘が夏休み前に持ち帰ってきたアサガオ。私(母)は、鉢を見た瞬間、思わず驚いてしまいました。

葉はカサカサに乾き、花もほとんど咲いていない状態でした。「どうやって水やりしていたの?」と聞くと、子どもは「葉っぱにたっぷりかけていたよ!」と元気な返事(笑)

毎日一生懸命お世話をしていたことは伝わってきますが、このままでは夏を乗り切るのは難しそう。せっかく育ててきたアサガオを何とか元気にしてあげたい――そう思い、育て直し緊急レスキューを始めました。

今回使用したのは、「ネイチャーエイド 有機の液肥」です。

「ネイチャーエイド 有機の液肥」

7月25日 お世話スタート!

2025年7月25日 ※神奈川県横浜市で撮影。以下省略

まずは枯れた葉や終わった花を取り除き、株の周りを整理しました。伸びたつるは、支柱(あんどん)に巻きつけ直して整えます。

そして毎日、水やりのたびに「ネイチャーエイド 有機の液肥」を500倍に希釈して施し始めました。

8月6日 株の回復を優先

葉を増やして株を充実させたかったため、この時点で付いていた花芽はすべて取り除きました。少しかわいそうな気もしましたが、まずは体力を回復させることを優先します。

2025年8月6日

8月14日 葉が増え、花を楽しめるように 

株がしっかりして葉も増えてきたので、花を咲かせて楽しみながら管理しました。種づくりに栄養が取られないよう、しぼんだ花は小まめに取り除きました。

2025年8月14日

8月26日 見違えるほど元気な姿に

夏休み明けには、驚くほどボリュームのある姿になりました。

2025年8月26日

「ネイチャーエイド 有機の液肥」を施し始めてから、数日後には変化が見られ、少しずつ葉が増えていきました。その後の花も次々と咲くようになり、毎朝カーテンを開けるのが楽しみになるほどでした。

子どもも変化を実感できたようで、親子で「すごいね!元気になったね!」と感動しました。

母視点!子どもと「アサガオ緊急レスキュー術」に取り組んで実感した3つのポイント♪

1. アサガオの追肥は液肥が便利。水やりと同時に施せる

液体肥料なので、水やりと同じ感覚で使用できます。最初に希釈倍率の目安を伝えておけば、子どもでも比較的簡単に取り組めました。

2.弱ったアサガオの変化が分かりやすい

「ネイチャーエイド 有機の液肥」の施肥を始めてから数日で、アサガオの株に変化が見られました。少しずつ活力が戻り、新しい葉が増え始めます。植物が元気になっていく様子が分かると、子どものお世話へのやる気にもつながりました。

3. 葉面散布もでき、夏場のアサガオ管理に使いやすい

液体肥料の中には、花や蕾にかかることでシミが出るものもあります。その点、葉面散布が可能な「ネイチャーエイド 有機の液肥」はシミの心配がなく、子どもが上から水やりするのにも安心して使いやすいと感じました。

 ▼おすすめポイントや使い方について動画でもご紹介しています♪ぜひチェックを!

なぜ「ネイチャーエイド 有機の液肥」は葉面散布がおすすめなの?

夏の暑さで弱った植物の栄養補給に

500倍に希釈した「ネイチャーエイド 有機の液肥」の葉面散布をおすすめする理由は、アミノ酸などの成分を葉から効率よく補給できるためです。

特に、夏の暑さや日照不足で元気をなくした植物の栄養補給におすすめ。アサガオや夏野菜などの暑さ対策にも役立ちます。

編集部おすすめの「アサガオ緊急レスキュー術」置き場所・水やり編

あわせて、この二つのポイントも試してみてくださいね。

鉢に熱をためない工夫が、夏越しの第一歩

夏のアサガオは、強い日差しだけでなく鉢の温度上昇にも注意が必要です。

鉢の下にレンガなどを置き、鉢底が直接地面に触れないようにするのがおすすめです。地面からの熱が伝わりにくくなるうえ、鉢の周りの風通しがよくなり、根の蒸れ防止にもつながります。

鉢底が直接地面に触れないよう、レンガなどの上に鉢を置くとよい ※写真はホウセンカの栽培時に撮影。以下略

さらに、鉢に直射日光が当たり続けないように工夫できるとなおよいです。アサガオの鉢よりも大きい鉢があったら、その中に入れて鉢カバーのようにします。使用する鉢は、なるべく白いものや素焼き鉢などにすると熱が伝わりにくくなります。

鉢に直射日光が当たり続けないようにテラコッタ鉢の中に入れた様子

夏場の暑さで株を疲れさせないためにも、まずは鉢に熱をためない環境づくりを心掛けましょう。

小さな鉢だからこそ、水やりはたっぷりと

「水やり3年」とよくいわれますが、その加減を見極めるにはかなりの経験が必要です。編集部でも「水やりは奥が深い」と日々感じています。

特に小学校から持ち帰るアサガオの鉢は、子どもが持ち運びしやすいように比較的小さめです。そのため土の量が限られ、夏場は乾きやすく、水切れを起こしやすくなります。

そこでおすすめなのが、「少し時間を空けて2回水やりをする」方法です。まずは鉢底から水が流れ出るまでたっぷりとやります。その後、少し時間を置いてから、もう一度同じように水やりしましょう。

鉢底から流れ出るまでたっぷり水をやる

このひと手間で土全体にしっかりと水が行き渡り、水もちもよくなります。暑さが厳しい時期のアサガオ管理で、ぜひ試していただきたいポイントです。それでも夕方には乾いて朝まで持たない場合は、夕方にも水やりをします。時間帯は日が傾く16時からあまり夜遅くならない19時ごろまでに行うとよいです。

また、学校から持ち帰って来たアサガオの鉢に鉢皿がセットされている場合があります。鉢皿にたまった水を放置すると、水が高温になって腐敗したり、土の中の空気が入れ替わらず、根が酸欠になって根腐れを起こしたりします。鉢皿にたまった水は水やりの後に必ず捨てるか、毎回捨てるのが面倒であれば鉢皿を外してしまいましょう。

鉢皿にたまった水を捨てるのが面倒であれば、鉢皿は外す


夏休みに持ち帰ったアサガオが元気をなくしてしまい、「もう駄目かもしれない」とあきらめがちになってしまうかもしれません。しかし、植物の様子を見ながら適切に管理を続けることで、再び元気な姿を見せてくれることもあります。

子どものころの栽培体験は、植物を慈しむ気持ちや育てる喜びを学ぶ貴重な機会です。今回ご紹介した事例が、お子さんやお孫さんが植物を育てる楽しさや面白さを感じ、園芸への関心を深めるきっかけになれば幸いです。

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