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サカタのタネ女子社員 さーすんのおうち野菜栽培日記 サカタのタネ女子社員 さーすんのおうち野菜栽培日記

2015年10月9日(金) 「おうち野菜」を育ててみて

こんにちは、さーすんです。

8月に黄化葉巻病のトマトを処分して、切り戻しをしたキュウリやナスも、残念ながら皆様にお見せできるような復活はできず、気がついたらもう10月。だんだん寒くなってきましたね。
個人的に、野菜を育てること以外に任されるお仕事が増えてきて、ちょっぴり忙しい日々を送っているので、あんなに毎日汗をかきながら育てていたのもつい最近みたいに思っていたのですが、季節が変わったなあなんて思ってしまいます。

今日は「おうち野菜」たちを育ててみた感想文みたいなものを書いてみようかなと思います。

初心者の私にいろいろ教えてくれたあかちん先輩は、毎日のように「野菜作りは見た目もきれいでなくてはいけないよ。そのためには誘引をこまめに行うことが大切だよ」と言っていたのが印象的でした。
どんどん大きくなる「おうち野菜」たちを誘引のために手を上げっぱなしにしたり、地味に大変で(笑)誘引作業ってこんなに頻繁にやるものなのかな??と園芸初心者の私は思っていました。
やってる最中はあまり作業の意味を理解していなかったと思います。

でもどんどん仕立て上がっていく私たちの苗を見て、他の部署の人たちから「順調に育ってるね~!」と毎日のように褒めてもらえるようになりました。
確かに他の苗よりも、支柱に沿って成長しているから絡まったりもせず、見た目がとてもきれいです。
後、すぐ近くで育てている苗は病気にかかったり虫が来ているのに、私たちの苗にはあまり来なくて、特別に元気な感じがしました!
誘引をこまめにしてあげることでじっくり苗が観察できるから、見た目がきれいになる以外にも、より早く病気や虫を発見し対応することができていたのかな?と思います。

本当に生き生きした私たちの苗なので、出番が思ったよりなかった~と残念がっていたつっつーさんですが、とっても便利な園芸用品をいろいろと持ってきてくれて、勉強になりました!
肥料はあまりあげてはいけないと思っていましたが、人間と同じようにおなかがすいたら、元気がなくなる前にしっかり栄養が必要だということ。
後は、ちょっとでも「あれっ?」と思ったら先手を打てるように、なるべく毎日接して植物の変化を見逃さないこと。
これが家庭菜園でとても大切なことだと身をもって感じることができました。

そんなことを学びながら自分で育てた野菜をやっと収穫して食べたとき、「野菜ってこんなにおいしかったっけ!?」とびっくりしました。
今まで食べたどの野菜よりも何倍もおいしく感じました。
夏の暑い中、愛情込めて育てたからこそ、この気持ちを知ることができたんだと思います。

「おうち野菜」は初心者でも育てやすいように育成された苗ですが、本当にそうなのかな?と少し疑っていました…
しかし、実際に自分で育ててみて…間違いない!と確信しました!!
新たな品種が「おうち野菜」に仲間入りできるように、来年に向けてみうみうさんががんばっているようです。
来年もたくさんの方が「おうち野菜」に挑戦してくれるといいな。

「よかったらさーすんやってみない?」とみうみうさんに苗を渡されたときは、あんなにたくさん立派なものが収穫できるなんて、思いもしなかったです。
あかちん先輩やけっつんさんのご協力があったからです。
今はまだ、次は何を作ろうかな…と考えてるところですが、そのときは自分だけの力で挑戦してみようと思います!!

この日記を読んでくださった皆さん。お付き合いいただき、ありがとうございました!
気まぐれ更新になってしまいましたが、「さーすんに負けない立派な『おうち野菜』ができるようにがんばる!」なんて声もちらほら聞こえてて、私自身もひそかにライバル登場だ…!と燃えていましたよ~(笑)
来年もぜひライバルになってください♪

それでは皆さん、楽しい園芸ライフを!

JADMA

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