家庭菜園経験者に聞いてみた!家庭菜園で育てたい野菜
2017/04/13
家庭菜園を始めると新鮮な野菜が食べられるだけでなく、野菜作りを通じて食育を行うことができるため、家族の健康管理をしながら、親子で野菜作りを楽しめると思います。
育ててみたい野菜はいろいろあると思いますが、何を育てたらいいのか悩んでしまう方もいるでしょう。そこで、家庭菜園経験者の30~50代既婚女性100人を対象に、どういった点を考えて、育てる野菜を決めているのかアンケートを取りました。
家庭菜園経験者に質問!なぜその野菜を育てようと思いましたか?
■調査地域:全国
■調査対象:【性別】女性 【年齢】30 - 39 40 - 49 50 - 59 【結婚】既婚
■調査期間:2017年03月31日~2017年04月14日
■有効回答数:100サンプル
(サグーワークス調べ)
育てやすい野菜が人気!収穫までの期間や収穫できる期間の長さも重要なポイント
アンケートの結果、「育てやすさ」を理由に育てる野菜を決めていると答えた人が最も多く、回答者の半数を超える結果となりました。アンケートの回答をいくつかご紹介します。
アンケート回答
・子どもと一緒にやろうと思ったため、あまり難しくなく育てやすいホウレンソウを選びました。(30代/女性/正社員)
・ベランダで家庭菜園をしているので、まずは育てやすさを第一に考えました。トマトや葉物野菜は比較的育てやすかったです。(40代/女性/専業主婦)
・トマトとエダマメを作りました。比較的短期間で収穫でき、芽が育って、実がなるまでの過程も楽しめてよかったです。(30代/女性/専業主婦)
・シソやパセリを中心に育てました。育てやすく、長い間収穫ができます。長期保存に向いていないため、購入を控えてしまいがちな野菜ですが、家庭菜園で育てると必要なときにいつでも使えるので、とても便利でした。(40代/女性/専業主婦)
・ネギとトマト、キュウリ、ナス、ピーマン、シシトウなどを育てています。理由の一番は育てやすさと確実に収穫できるようになった点です。育てるコツが分かってきたため、自分に必要な量が確実に収穫できると頑張りがいがあります。(30代/女性/専業主婦)
育てやすさと併せて、収穫までの期間が短く、収穫できる期間が長い野菜に人気があるようです。
また、必要な量を収穫できることも選ばれる理由の一つとして挙げられていました。シソやパセリなどは少しだけ使いたいときがありますが、お店で買うと使いきれずに傷めてしまうこともしばしば。必要な分だけ新鮮なものを採って使えるのは、家庭菜園ならではのメリットですね。
好きな野菜をおいしく食べられる!お財布に優しいメリットも
「育てやすさ」という回答に次いで多かった回答は、「その野菜が好きだから」「コスト感」「その他」の順となりました。アンケートの回答をいくつかご紹介します。
アンケート回答
・トマトが好きで、新鮮なものを食べたかったから。お弁当にも使えるので便利です。(30代/女性/専業主婦)
・毎日のように食卓に上る野菜を作っています。薬味で使うものが好きです。例えば長ネギやハーブ類、シソ、ミョウガなど。(40代/女性/個人事業主)
・バジル、パセリ、ローズマリー、コリアンダーなどのハーブが大好きで、家庭菜園を始めたら真っ先に育てようと思っていました。普通の野菜を育てるのより格段に簡単で育てやすいという理由もあります。実際、簡単に育って、いろいろな料理に多用できて本当によかったです。(40代/女性/正社員)
・近年野菜の価格高騰もあり、少しずつ使う野菜など自分で育てた方が安価になると思いました。ミニトマトとナスを育てています。(30代/女性/専業主婦)
スーパーなど少量でも値段が高く売られているハーブ類や、ミニトマトのようにサラダやお弁当のおかずとして重宝される野菜は、食費が抑えられることもあり、人気が集まりました。家庭菜園を始めるなら、好きな野菜を選んでもいいでしょう。家庭菜園で育てた野菜をおいしく食べられる、毎日の生活の中で収穫の喜びを感じられれば、さらにやる気が出て、楽しく野菜を育てることができると思います。
成功体験を重ねて、家庭菜園を長く楽しむ!
家庭菜園経験者の意見は参考になりましたでしょうか。
これから家庭菜園を始めようと考えている方は、家庭菜園を長く楽しむためにも「育てやすさ」を大事にするといいでしょう。それから、収穫までの期間が短い野菜や長い期間収穫できる野菜を選んだり、好きな野菜を選ぶことも、やる気が持続するポイントだと思います。
成功体験を重ねて、収穫した野菜をご家族で囲む喜びを感じていただければと思います。