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失敗したくない!家庭菜園でバジルを育てるときの注意点とは?

2017/10/12

採れたての新鮮野菜がいつでも食べられることは、家庭菜園の魅力の一つです。特にバジルは家庭菜園の初心者でも失敗が少ないことで人気があります。

バジルは鮮度が落ちやすいので、家庭菜園で採れた摘みたてを味わうのが一番。でも、家庭菜園の経験がない方にとっては、栽培に心配や不安もあるでしょう。そこで、今回の調査ではバジルを育てたことがある方を対象に、バジルを育てるための注意点についてアンケートを取りました。

バジルを育てた経験がある人に質問!おいしいバジルを育てるために最も気を付けるべきポイントは何だと思いますか?

■調査地域:全国
■調査対象:【性別】女性 【年齢】30 - 39 40 - 49 50 - 59 60 -【結婚】既婚
■調査期間:2017年12月11日~2017年12月25日
■有効回答数:100サンプル
(サグーワークス調べ)

バジルはお日さまが大好き!日当たりが重要なポイント

アンケートの結果、6割の方が「日当たりなどの環境」と回答されました。回答者のコメントをいくつかご紹介します。

「日当たりなどの環境」を選択した方のコメント

・以前、北側のキッチンの窓辺で育てた際、ひょろひょろのバジルに育ってしまいました。また、日光に当たらないと葉の色が薄くなってしまい、見た目的にもおいしそうになりませんでした。(30代/女性/専業主婦)

・バジルは太陽の光を好むハーブなので、日当たりのよい環境が大切です。ですが、日に当てすぎると葉が硬くなるので、光量の調節が必要です。(40代/女性/専業主婦)

・比較的育てやすいですが、カンカン照りの日当たりがよ過ぎる場所は少し葉が硬くなる気がします。日中、日差しが強過ぎるときは日陰に入れていました。あと水やりは根腐れしない程度にしっかり。すると葉がみずみずしく柔らかくなります。(30代/女性/専業主婦)

バジルを育てた経験のある方の中には、日当たりのよくない場所で育てて失敗してしまった経験のある方もいました。バジルにとって日光はとても大切なようです。バジルの発芽には日光が不可欠ですが、その後の成長にも日当たりのよさは欠かせません。一方で日に当て過ぎると葉が硬くなるという注意点もあります。

油断すると虫が付いたり病気になったりすることも!

次に多かった回答が「病気・害虫対策」でした。全体の約4分の1を占めています。次いで「その他」「土づくり」「追肥のやり方」という順になりました。それぞれのポイントについて、回答者のコメントをご紹介します。

「病気・害虫対策」を選択した方のコメント

・バジルなどのハーブには害虫が付きにくいと聞きますが、対策を何もしないと付いてしまいます。(40代/女性/専業主婦)

・病気に弱いので、野菜用の食品成分由来の薬品などを使って、虫や病気から守ることが大切だと思います。(40代/女性/専業主婦)

「その他」を選択した方のコメント

・バジルは日当たりがよいところで、乾燥させないよう水やりをするとよく育つので、水やりを忘れないことがポイントです。(40代/女性/専業主婦)

「土づくり」を選択した方のコメント

・土は大事なので、野菜用の培養土を使うといいと思います。(40代/女性/パート・アルバイト)

「追肥のやり方」を選択した方のコメント

・肥料をやり過ぎて枯らしてしまったことがあるので、肥料やりに気を付けた方がいいです。(30代/女性/専業主婦)

バジルは病気や害虫の心配が比較的少なく、初心者向きといわれています。

しかし、手入れを怠るとその限りではないようです。気を抜いたら虫が付いたという声も多く集まりました。バジルはそのまま食べることも多いので虫が付くのは困りますよね。野菜用の食品成分由来の薬品などを使ったり、防虫ネットを使うなど何らかの対策を取る必要があります。

また、使用する土や水やり、肥料のやり過ぎなどにも注意するようにしましょう。

ポイントを押さえて家庭菜園でバジルを育ててみよう!

家庭菜園でバジルを育てるときのポイントを、回答者のコメントとともにご紹介しました。病気・害虫対策や土づくりなどさまざまな意見がありましたが、一番のポイントは日当たりをよくすることです。

比較的簡単に育てられるイメージがあるバジルですが、日当たり以外にも病害虫対策や水やりなど基本的なことを押さえておかないとうまく育たないこともあります。経験者のコメントを参考に、ぜひ、おいしいバジルを育ててみてください。

JADMA

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