横浜発!バラ便り 港・横浜へ、ローズガーデンを訪ねよう

この春開催される「第33回全国都市緑化よこはまフェア」に向けて、会場となる、山下公園と港の見える丘公園のバラ園が昨年、リニューアル。横浜市の委託により、サカタのタネ造園緑花部を主体とするコンソーシアム(共同事業体)でバラ庭園の育成管理を実施しています。このコンソーシアムは当社と横浜イングリッシュガーデン(※)、および横浜を代表する造園企業6社により構成されています。

元々のバラ園を一部継承しつつ、新たなコンセプトの下に生まれ変わったバラ園は、異なる個性を発揮しながら、バラとともに低木、宿根草や一年草を混植し、四季折々の彩りが楽しめるという共通点を備えています。2016 年のバラ開花シーズンには約半分の蕾を摘み取り、株の充実に努めました。全国都市緑化よこはまフェア期間中には見事な開花となることが期待されています。

(※) 運営企業は株式会社tvk コミュニケーションズ

ローケーション抜群!山下公園

港・横浜のシンボル、マリンタワーと氷川丸に挟まれた、絶好のロケーションに山下公園のバラ園があります。伝統的なバラ園の歴史を継承しながら新しい品種を加え、つるバラやスタンダード仕立てのバラを多用した立体的な植栽に。バラと草花の華麗な競演による色彩のコンチェルトが楽しめる、「未来のバラ園」として生まれ変わりました。

山下公園

■植栽
バラ約190品種 約2650株

■場所
横浜市中区山下町279
みなとみらい線 元町中華街駅より徒歩3分
※問い合わせ先 045-671-3648(横浜市都心部公園担当)

個性あふれる2つのエリア 港の見える丘公園

西洋館が立ち並ぶ山手地区に隣接した屈指の観光名所でありバラの名所。2つのバラ園が異なるコンセプトでリニューアルされました。横浜市イギリス館前に広がるバラ園は「イングリッシュローズの庭」。宿根草やリーフプランツとの混植は、周囲の景観とマッチしてとてもロマンチック。大佛次郎記念館前にある沈床花壇は「香りの庭」。香りが強いバラの品種を主に、四季折々の芳香性花木・草花を添えた、五感を刺激されるお庭です。

港の見える丘公園

■植栽
バラ約330品種 約2200株

■場所
横浜市中区山手町114
みなとみらい線 元町中華街駅より徒歩5分
※問い合わせ先 045-671-3648(横浜市都心部公園担当)

多彩なバラの競演 横浜イングリッシュガーデン

もっとバラを楽しみたいという方に、ぜひ訪れていただきたいのが、「横浜イングリッシュガーデン」です。古今東西の銘花を集めた1700 種類のバラを中心に、横浜の気候風土に合った草花や樹木が個性豊かに植栽されたイングリッシュガーデンは、まさに一見の価値あり。香り高い四季咲きのバラをふんだんに使っているので、春から秋までバラを楽しむことができます。

多くの株は植栽後5年を迎え、円熟期に当たるバラたちはふんだんに花を咲かせます。数あるバラの中でも全国都市緑化よこはまフェアの成功を祈念して命名された‘ル・ポール・ロマンティーク’‘セント・オブ・ヨコハマ’‘メサージュ・ドゥ・ヨコハマ’やフェアの親善大使を務める園芸王子こと三上真史さんをイメージした‘爽’は絶対に見逃したくないバラです。その他にも横浜にちなむ‘ローズ・ヨコハマ’‘はまみらい’‘シティー・オブ・ヨコハマ’などが全てそろっているのは横浜イングリッシュガーデンだけです。

また、全国都市緑化よこはまフェアのパートナー会場として例年とは異なる装いで皆さまをお迎えし、ゴールデンウイークには一足先に咲かせた「先どりバラ」の展示もご覧いただけます。

横浜イングリッシュガーデン

■場所
横浜市西区西平沼町6-1 tvk ecom park内
相鉄線 平沼橋駅より徒歩10分
駐車場、横浜駅西口より無料送迎バスあり(水曜運休・祝日は運行)
※問い合わせ先 045-326-3670

■開園時間
10:00~18:00 ※冬季は日没まで

■入園料
大人 500~1000円
小人(小・中学生)200~400円
(季節により変動します)

■公式サイト
http://www.y-eg.jp/

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