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失敗しない栽培レッスン(花)

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ヒマワリの育て方・栽培方法

難易度
  • 春まき
  • 地植え
  • 鉢植え

難易度:マークが多いほど難易度が上がります。

  • 学名Helianthus annus L.
  • 和名/別名ヒグルマ(日車)、ニチリンソウ
  • 英名Sunflower
  • 原産地/生産地アメリカ中西部
  • 分類キク科ヒマワリ属
  • 発芽地温20~25℃

生育条件

  • 用途花壇、鉢植え
  • 日当たり日なた
  • 耐寒性

栽培管理

  • 地植え適所・土質日当たり、水はけのよい場所が適地。有機物を多く含む肥沃な土。草丈と同じくらい根が深く伸びるので、深さ40cmくらいまで耕し、堆肥、腐葉土、元肥をすき込む。

栽培暦

※寒地および寒冷地では、ポットにまいてフレームで育苗する。暖地では7~8月まきで、10~12月に咲かせることもできる。遅まきでは、切り花用品種がよく咲く
※上記の区分は目安です。実際の栽培地の条件により異なる場合があります

ヒマワリとは

夏の青空に似合うヒマワリは子供から大人まで人気の花。さまざまな品種があるので、作り比べても楽しいですね。

種まき

種が大きく、まきやすい草花です。発芽適温は20~25℃、4~6月がまきどきです。移植を嫌うので、直まきします。高性種は30~40cm間隔、花壇用、切り花用の中高性種は20cm間隔に2~3粒ずつ点まきし、1cmぐらい覆土します。
まく場所が決まっていない場合は、ポットにまいて育苗します。7.5~9cmポットに種まき用の配合土を入れ、1ポットに2~3粒ずつまきます。

育苗

ポットにまいた種は、1週間前後で発芽します。この間、水を切らさないよう注意します。育苗期間は3週間ぐらいです。
よく日に当て、本葉が出始めたら週に1度、液肥を与えます。本葉がよく展開したら、元気のよい苗1本を残すように間引きます。

本葉が出始めたら弱い苗を間引く

定植

日当たり、水はけのよい場所が適地です。ヒマワリは荒れ地でも育つ丈夫な草花ですが、よく作るためには、有機物を多く含む肥沃な土にして作るようにします。
草丈と同じくらい根が深く伸びるので、深さ40cmくらいまで耕し、堆肥、腐葉土、元肥をすき込むようにします。
ポットに根が回ったら、苗が老化しないうちに定植します。ヒマワリは生長が早いので、肥料切れしないよう月に1度、追肥を与えるようにします。
なお、中高性種は、本葉4枚ぐらいの小苗のうちに1度摘心して育てると、姿よく咲かせることができます。

花壇用の品種は、小苗のうちに摘心してつくるとよい

ポットの底に根が回ったら定植する。子葉が土に埋まらないように植えつける。
追肥は、化成肥料を月に1度与える

開花

蕾が見える頃になると、地上部が重くなり、倒れやすくなるので、支柱を立て、誘引します。
梅雨明け後、晴天が続いて土が乾くと下葉が落ちやすくなるので、株元に敷きわらをし、乾きがひどいときは週に1度、たっぷり水をやるようにします。
分枝の多い小輪咲きのヒマワリは、終わった花を切り取るようにすれば、株が弱らず、長く花が楽しめます。
熟した種は、食用になります。また、実のついた枝を取り、ドライフラワーとしても楽しめます。

病害虫

アブラムシ、ズイムシがつくことがあります。
最近多くなったハモグリバエは、根から吸収させて効果のある殺虫剤を株元にまいて駆除します。
雨が多いと発生するべと病は、長雨のあと、殺菌剤を散布して駆除します。

JADMA

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