デルフィニュームの育て方・栽培方法
難易度
難易度:マークが多いほど難易度が上がります。
- 学名Delphinium hybridum hort.
- 和名/別名ヒエンソウ
- 英名Delphinium
- 原産地/生産地ヨーロッパ、シベリア、北米、イラン
- 分類キンポウゲ科デルフィニウム属
- 発芽地温15~20℃
- 用途花壇、鉢植え、切り花
- 日当たり日なた
- 耐寒性強
- 地植え適所・土質日当たり、水はけのよい場所が適地で、有機質に富む土地を好む
- 植えつけ大型の草花なので十分株間を取って植えつけ
デルフィニュームとは
ブルーや薄いピンクの花色が涼しげな印象のデルフィニュームは、イングリッシュガーデンでは定番の人気の草花です。豪華な花姿は存在感があり、切り花としても楽しめます。
種まき
発芽適温15~20℃、寒地、寒冷地では春まき、暖地、温暖地では秋まきで育てます。種は暗発芽種子なので、種が隠れるように覆土します。箱か鉢に筋まきかばらまきします。
発芽日数が10~14日と、少し長くかかるので、水を切らさないように注意して管理します。
育苗
発芽したらよく日に当てます。苗が大きくなってからの移植を嫌うため、本葉2~3枚の小苗のうちにポットに移し替えて育苗します。
植えつけ後2週間くらいしたら、週に1度液肥を与え、しっかりした苗に育てます。
定植
寒さに非常に強い植物ですが、定植が遅れると霜柱で持ち上げられ、枯れることがあるので注意します。
日当たり、水はけのよい場所が適地で、有機質に富む土地を好むので、堆肥、腐葉土を多めにすき込み、土ごしらえをします。
過湿を嫌うため、床土を少し盛り上げるか、高畝にして植えつけます。大型の草花なので十分株間を取って植えつけます。
病害虫
うどんこ病と立枯病、どちらも高温期に発生するので、うどんこ病は殺菌剤を早めにかけ、立枯病は抜き取ります。
害虫はまれにガの幼虫が葉や茎を食害するので、殺虫剤で駆除します。