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「さとぶき613」と豚肉の重ね煮
上品なコクと甘みですっきりとした味わい
(料理:熱田陽子 写真:大前信明)
●4人分
ハクサイ「さとぶき613」……1/2個
豚ロース肉(薄切り)……350g
固形スープの素……2個
ローリエ……2枚
生クリーム……1カップ
塩、コショウ……各適量
パセリのみじん切り……少々
- 1
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「さとぶき613」は株のままたっぷりの湯でしんなりするまでゆでて水気を切ります。
- 2
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まな板の上に1の「さとぶき613」の切り口を下にしてのせ、株元がはがれないように注意しながら葉を1枚ずつ広げていきます。芯近くになったら豚肉を広げて狭み込み、軽く塩、コショウをふります。広げた葉を1~2枚戻し、同様に豚肉を広げてのせます。これを繰り返して葉の間に豚肉を挟み込みます。
- 3
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2がもとのハクサイの形になったら手で全体を押さえて形を整え、静かに鍋に入れます。水3カップと固形スープの素、ローリエを加えて中火にかけ、煮立ったらふたをして弱めの中火で30~40分コトコト煮ます。
- 4
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3の「さとぶき613」がやわらかくなったら生クリームを加えて中火で10分ほど煮詰め、塩、コショウで味をととのえ、パセリのみじん切りを散らします。
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ここでは洋風に仕上げましたが、中華スープの素で煮れば中華風に。生クリームを加えずに水溶き片栗粉でとろみをつけるとさっぱり味に仕上がります。
- 熱田陽子
- あつた・ようこ
東京生まれ。フードコーディネーター。料理本や食関係の企画、編集の一方、自らも素材を生かした季節感あふれるレシピを多く提案。著書に『野菜の切り方BOOK』(集英社)がある。