サツマイモ「べにはるか」の栗きんとん

お正月の膳に上るだけではもったいない!
箸休めやお茶請けにもなる栗きんとん
(料理:浅利素子)

下ごしらえ

●クチナシの実は色が出やすいように、キッチンバサミで割っておく。ガーゼやだし用のパックに入れて使用すると、あとで取り出しやすい。

材料

●4人分
サツマイモ……350g
クチナシの実……2個
砂糖……100~150g
みりん……大さじ1
栗のシロップ漬け……6、7個
栗のシロップ……大さじ2

作り方

  1. サツマイモは皮をむいて約3㎝厚の輪切りにし、水にさらしてアク抜きをする。
  2. 鍋に(1)とクチナシの実を入れ、ひたひたくらいの水を加えて煮る。サツマイモに竹串が刺さるくらいに火が通ったらザルにあける。クチナシの実は取り除く。
  3. 熱いうちに裏ごしし、鍋に移して弱火で練る。途中で砂糖を2回に分けて加える。1回目で半量くらい加えて甘みを確認し、2回目で好みの甘さに調整する。みりんを加えさらによく練り、栗のシロップを加える。最後に栗を加えて混ぜる。
  4. 粗熱がとれたら、容器に移す。

ポイント

●お正月のきんとんは保存が効くように甘めに作られていますが、砂糖の量を調整すると、自分好みの甘さのきんとんができます。

浅利素子

浅利素子

あさり もとこ

秋田県出身。調理師学校を卒業後、製菓・製パン・レストランなどで製作する喜び・楽しさと、それを伝えていくことを学ぶ。現在、講習会などを通じて、食の大切さや調理することの楽しさを提案していきたいと日々、奮闘中。

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