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特集

プランターガーデンダイアリー Vol.1

2019/12/13

料理家のミノカモさんが自宅のベランダで野菜と花の栽培に挑戦! 野菜はタネから、花は苗からスタートして、1月までの約4カ月間、つくる×たべる×ながめるを楽しもうという欲張りな企画です。菜園菜園初心者のミノカモさんのベランダがどんなふうに変化するか、手作りの野菜でどんな料理が生み出されるか、どうぞご期待ください。

10月初旬:晴天を選んで野菜の種まきからスタート

収穫時期が早い葉野菜とじっくり育てる根菜をチョイス

数ある野菜の中からミノカモさんがチョイスしたのは、収穫時期の違う葉野菜と根菜を7種類。カブ系の「本紅丸」「あやめ雪」「みふね」、ミニダイコンの「雪小町」、ミニニンジンの「ベビーキャロット」、ミニチンゲンサイの「シャオパオ」、さまざまな種類のレタスが混ざった「ガーデンレタスミックス」を3つのプランターに分けて植えることにしました。

※使用した種は販売期間が終了しているものもありますので、ご了承ください。

使用したプランターは「ステッチプランター32型ブラウン」。ナチュラルな色合いとステッチが入ったような表面のニュアンスが特徴です。「このプランターで、本当にカブやダイコンを作れるの?」――この時点でのミノカモさんの正直な感想です。

タネまき専用土を使えば肥料も赤玉土も必要なし

土は、根の生育を促進する高品質ピートモスが主原料の「ジフィーミックス」を使用しました。肥料や水はけをよくするための赤玉土を混ぜる必要はありません。直接プランターに土を移すだけの簡単な作業に、ミノカモさんも大満足です。

※ジフィーミックスはパッケージが変更になりました。

根菜はかまぼこ板を利用して2~3列の筋まきに

タネをまく前に、土を十分湿らせて準備完了。「土の感触は、想像していたよりふんわり」(ミノカモさん)

1つ目のプランターには「本紅丸」「あやめ雪」「みふね」、2つ目には「雪小町」と「ベビーキャロット」のタネをまきます。土の上に約10cmの間隔で深さ約1cmの筋を作り、そこに重ならないようにまいていきます。ここで大活躍するのがかまぼこ板。あらかじめ、板に1cm間隔に目盛りを入れておけば便利さはさらにアップします。手も汚れないと、ミノカモさんも感激!

葉野菜の種まきにはペットボトルのふたとハガキが活躍

3つ目のプランターには、「シャオパオ」と「ガーデンレタスミックス」。「シャオパオ」はペットボトルのふたで深さ約5mmの穴を作ってその中に6~7粒の種をまきます。

「ガーデンレタス」はバラまきにしますが、細かいタネをまくときに便利なのがハガキ。2つ折りした角から種を落とすことで、思い通りの場所に種を落とすことができます。サカタのタネのアドバイスを早速取り入れて、スムーズにタネまきが完了。

手作りの札で菜園生活の楽しさが一層アップ

複数の品目・品種を同時に栽培するときには、名前を書いた札を立てておくと管理しやすくなります。市販の名札を使用する方法もありますが、手作りするのも楽しいもの。ミノカモさんが作った名札の材料はなんと「昨日のすき焼きの肉が入っていたトレー」。なるほど、これならハサミで簡単に好きな大きさ・形にアレンジ可能です。

十分に水やりをしたら防虫・保温・乾燥の対策を

まいた種の上に薄く土をかぶせ、軽く手のひらで押さえます。

土の表面が十分に湿る程度に水やりを。ジョウロの先端のシャワー部分が取り付け式になっている場合は、必ず穴のある部分を上向きに。下向きにすると水圧が強くなるので種が流れ出してしまう危険があります。「ジョウロの使い方にもコツがあるなんて初めて知りました!」(ミノカモさん)

秋から冬にかけての菜園生活では、夏ほど虫の心配はありませんが、プランターにカバーをかぶせておけば、防虫だけでなく保温にも効果があります。カバーをかぶせたまま水やりができるタイプがおすすめです。発芽まではともかく乾燥させないことが大切。「ニンジンは特に要注意とアドバイスされたので、カバーごしの水やりを習慣にします」(ミノカモさん)

※使用したカバーは「虫よけ&保温カバーセット プランター用」です

10月下旬:花の苗を植えたら、ベランダが一気ににぎやかに

花を種から育てる方法もありますが、グリーンだらけのベランダに彩りが欲しいので開花状態の苗をプランターに定植することにしました。選んだ品種は、花もちのよさが特長のビオラ「ピエナ」シリーズ。「このまま春まで開花状態を楽しめるなんてビックリ!」とミノカモさん。

1つのプランターに2種類の花。欲張ってハーブも寄せ植え

野菜と同じプランターを2個用意して、1つのプランターに色違いの「ピエナ」を2種類。さらに欲張って、ハーブも一緒に育てることにしました。「肉料理に大活躍してくれるオレガノと、今大人気のシャンツァイ。欲しいときに摘みたてのハーブを使えるなんて、ワクワクします!」(ミノカモさん)。
花とハーブの苗はポットから取り出したら、それがすっぽり入るサイズの穴を作って植え付けていきます。3種類の苗を覆った土の高さを均等にすることがポイント。葉や茎が土に埋まらないように注意しましょう。

ミノカモさんの自宅のベランダに、花とハーブのプランターが2つ加わって、「つくる×たべる×ながめる」を楽しむ菜園生活が本格スタートです!

大忙しのミノカモさんが注目したお助けグッズはコレ!

料理家、写真家として大忙しの日常を送るミノカモさん。地方で開催されるイベントなどで出張も多く、その間の水やりが心配のタネでした。そんなミノカモさんにサカタのタネがおすすめしたグッズが「水やり当番」。毛細管現象を利用して細いチューブが水を吸い上げ、植物に供給します。「短期の出張などのときにぜひ利用します」とミノカモさん。使い心地や効果のほどは、連載中に改めて紹介していただきます。お楽しみに!

●料理・撮影 minokamo|ミノカモ

岐阜県美濃加茂市出身。「ごはんで町を元気に!」をテーマに、各地でその土地に根差したメニュー開発、キッチンプロダクトのフードコーディネート、雑誌へのメニュー提案ほか、各世代がつながるイベントも開催。みそ料理も得意とする。各地の郷土食を取材し、紹介する活動も行っている。http://minokamo.info

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