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ブロッコリーが指定野菜に!ブロッコリーの魅力と自宅での栽培方法を解説 ブロッコリーが指定野菜に!ブロッコリーの魅力と自宅での栽培方法を解説

ブロッコリーが指定野菜に!ブロッコリーの魅力と自宅での栽培方法を解説

2024/12/3

2024年1月、農林水産省は国民にとって重要な野菜「指定野菜」の一つに2026年度から「ブロッコリー」を追加することを発表しました。指定野菜の追加は、1974年の「ジャガイモ(ばれいしょ)」以来、50年ぶりであり、世間でも大きな話題となっています。

そこで本記事では、指定野菜の概要や目的と、ブロッコリーの魅力について解説します。

そもそも指定野菜とは?

指定野菜

「指定野菜」とは消費量が相対的に多い、または多くなると見込まれる野菜のことです。日本の農業政策である「指定野菜制度」のもと、農林水産省が「国民生活に欠かせない、安定供給を行うべき重要な野菜である」と判断した際に「野菜生産出荷安定法」に基づいて認定を行います(※1)。

野菜生産出荷安定法の施行が始まった1966年当初は6品目が指定野菜とされていました。その後1974年度までの間に8品目が追加され、2026年には新たにブロッコリーの追加が決定しています。

(※1)出典:昭和四十一年法律第百三号 野菜生産出荷安定法 | e-Govポータル

指定野菜制度の目的

では、なぜ指定野菜制度は導入されたのでしょうか。導入には1960年代当時の時代的背景が大きく影響しています。

当時の日本は、高度経済成長期ということもあり急速な都市化と工業化が進展していました。農業従事者が減少していく一方で、食生活の変化により野菜の需要が高まりました。その結果、野菜の市場価格が乱高下し社会問題になったほどです。

消費者と生産者の双方に負担が増えたことがきっかけで、1966年に指定野菜制度は導入されました。価格の安定化対策や生産の調整、流通の支援を行い、市場の安定化を図る指定野菜制度の目的についてもう少し具体的にみていきましょう。

販売価格の一定化

野菜は天候によって生産量が変動しやすく、販売価格も変動しやすい作物です。指定野菜の生産者は、国の需給ガイドラインに基づいた供給計画を立てて野菜の生産を行います。そのため、計画的な生産・供給につながります。このように、指定野菜制度は野菜の需給バランスを整えることで販売価格の安定化を促進するねらいがあります。

生産者の収益支援

病害虫や自然災害、天候不順による生産量低下、輸入過多による国内市場飽和などにより、指定野菜の価格が著しく下落した場合には「生産者補給金」の交付対象となります。これには、生産者の生活を支え農業経営の安定を図る目的があります。ただし、補助金の交付は「指定産地」で生産・出荷された指定野菜に限られるので、注意が必要です。

指定産地とは?

指定産地とは、指定野菜の集団産地として育成していく必要があると認められる産地のことです。指定野菜の生産、出荷を計画的に進め、その価格の安定を図るため、農林水産大臣が都道府県知事の申し出を受けて指定します。都道府県知事が申請するときは、野菜生産出荷安定法で定められた作付面積の要件を満たす必要があります。指定産地は原則、市区町村単位で構成されており2024年2月時点で873カ所の地域が指定されています(※2)。

(※2)出典:指定産地一覧 | 独立行政法人農畜産業振興機構

定められた作付面積の要件(※3)

  • ● 葉茎菜・根菜類:作付面積が20ヘクタール以上
  • ● 果菜類(夏秋):作付面積が12ヘクタール以上
  • ● 果菜類(冬春):作付面積が8ヘクタール以上

(※3)出典:野菜価格安定制度について | 農林水産省農産局園芸作物課

品質の統一化

指定野菜制度には一定の品質基準が設けられています。指定野菜となる野菜は消費者にも人気が高いものが多いため、その需要を維持するためにも品質は重要です。指定野菜制度では、ただ供給を間に合わせるだけでなく常に品質が一定以上の野菜を市場に供給できるようにする目的も含まれています(※4)。

(※4)出典:指定野菜価格安定対策事業の概要 | 独立行政法人農畜産業振興機構

地域経済の活性化

指定野菜を通じて農業を振興し、地域活性化につなげることも指定野菜制度の目的です。生産した野菜が地域の名産や名物となり観光を促進させる効果を発揮します。特産品が地域全体の魅力を向上させることで新しいビジネスチャンスにもつながる可能性があります。

このように指定野菜制度は消費者と生産者のバランスを整えるために重要な役割を果たしています。

指定野菜に定められる14品目の野菜たち

指定野菜に定められている14品目の野菜について、それぞれに含まれる主な栄養成分をご紹介します。

品目 生産量や品目野菜の魅力

ジャガイモ(ばれいしょ)

ジャガイモ

全国出荷量:
154万8000t/年

  • ● 主成分はデンプン
  • ● 熱に強いビタミンCが豊富
  • ● 塩分を排出するカリウムが豊富

タマネギ

タマネギ

全国出荷量:
99万1700t/年

  • ● 主成分は糖質
  • ● ミネラル、食物繊維をバランスよく含有
  • ● 抗酸化作用が期待できるケルセチン含有

キャベツ

キャベツ

全国出荷量:
80万3900t/年

  • ● 胃の粘膜修復を促すビタミンU含有
  • ● 消化促進や抗酸化作用、がんの予防効果が期待されるイソチオシアネート含有
  • ● ビタミンC、ビタミンK、アミノ酸、カルシウムが豊富

ダイコン

ダイコン

全国出荷量:
41万4300t/年

  • ● 根には消化酵素のアミラーゼ、ビタミンCが豊富
  • ● 葉は緑黄色野菜に分類され、ビタミンとミネラルが豊富

レタス

レタス

全国出荷量:
41万3200t/年

  • ● ビタミン類、ミネラル、食物繊維を含有
  • ● 生でも加熱してもおいしい

トマト

トマト

全国出荷量:
40万5900t/年

  • ● 抗酸化作用が期待できるリコピンが豊富
  • ● β-カロテン、ビタミンCが豊富
  • ● リコピンは加熱すると吸収率がアップ

ハクサイ

ハクサイ

全国出荷量:
40万t/年

  • ● ビタミンCが豊富
  • ● カリウム、マグネシウム、カルシウム、亜鉛、β-カロテン含有
  • ● 煮込むとうまみがアップ

ニンジン

ニンジン

全国出荷量:
39万5200t/年

  • ● 抗酸化作用が期待できるβ-カロテンが豊富
  • ● 葉は根よりも栄養が豊富

キュウリ

キュウリ

全国出荷量:
31万5900t/年

  • ● 90%以上は水分
  • ● ナトリウム排出を促すカリウムが豊富

ナス

ナス

全国出荷量:
13万9900t/年

  • ● 90%以上は水分
  • ● 抗酸化作用が期待できるナスニン、クロロゲン酸を含有
  • ● 野菜の中でも低カロリー

ネギ

ネギ

全国出荷量:
11万1800t/年

  • ● 白い部分はビタミンCが豊富
  • ● 緑黄色野菜である緑の部分はβ-カロテン、ビタミンC、カルシウムを含有
  • ● 殺菌効果や抗菌効果、抗酸化作用のある硫化アリルを含有

ピーマン

ピーマン

全国出荷量:
9万5500t/年

  • ● 加熱しても壊れにくいビタミンCが豊富
  • ● 血液をさらさらにするピラジンを含有
  • ● 抗酸化作用のあるβ-カロテンを含有

ホウレンソウ

ホウレンソウ

全国出荷量:
5万4800t/年

  • ● β-カロテン、ビタミンC、鉄、カルシウムが豊富な緑黄色野菜
  • ● 葉酸を含有
  • ● ゆでることでえぐみの原因のシュウ酸が減少

サトイモ

サトイモ

全国出荷量:
1万5000t/年

  • ● 主成分はデンプン
  • ● 食物繊維、カリウムが豊富
  • ● ぬめり成分のガラクタンには血圧やコレステロール値に効果あり

※上記は令和4年のデータです。

出典:令和4年産野菜指定産地の作付面積、収穫量及び出荷量|政府統計の総合窓口

指定野菜と特定野菜の違い

指定野菜と特定野菜の違い

指定野菜と混同されやすいものに「特定野菜」というものがあります。この特定野菜とはどのような概念の制度なのでしょうか。指定野菜との違いと併せて解説します。

特定野菜は、指定野菜の次に重要性があると認定された野菜で、2024年現在で35品目が指定されています(※5)。農林水産省が定める要件を満たしていれば都道府県が申し出を行い特定野菜の認定を受けられます。また、特定野菜を安定供給する集団産地として育成していく必要がある産地のことを「特定産地」といいます。2023年4月時点で896カ所の産地が特定産地と認定されています(※5)。

特定野菜も指定野菜と同様に価格が大きく下落した際、条件によって補給金が支払われる仕組みがあります(※各都道府県知事が指定した「特定産地」で生産した野菜のみ)。ただし指定野菜よりも特定野菜のほうが、補助金額が低く設定されていることが多いようです。

定められた作付面積の要件(※6)

  • 作付面積がおおむね5ヘクタール以上
  • (コマツナ・シュンギク・チンゲンサイ・ミズナ・ミツバ・地域特認野菜:作付面積が3ヘクタール以上)
  • (生シイタケ:ほだ木5万本以上)

(※6)出典:野菜価格安定制度について | 農林水産省農産局園芸作物課

2026年からブロッコリーが指定野菜に仲間入り

ブロッコリーの1人当たり年間購入量及び購入金額推移

(※7)出典:総務省「家計調査」よりサカタのタネ作成

特定野菜に定められていたブロッコリーが、2026年度から指定野菜として追加されます。指定野菜に品目が加わるのは1974年のジャガイモ(ばれいしょ)以来、約50年ぶりです。

ブロッコリーが指定野菜となる理由は、近年の健康志向の高まりによってブロッコリーの消費量が増え、作付面積や出荷量も増加傾向にあることが挙げられます。1人当たりの年間購入量をみてみると、2014年は1400g未満でしたが、2021年には1600gを超えています。

さらに国産品の増加と品質向上も影響していると言われています。ブロッコリーは1980年ごろから日本でも食べられるようになりましたが、当時は多くがアメリカ産でした。2000年以降になると北海道を中心に国内の作付面積が広がり、現在では市場に出回るほとんどが国産です。さらに、品種改良や出荷技術、設備の進歩により品質も向上しました。

そんなブロッコリーですが、いったいどのような野菜なのでしょうか。ここからはブロッコリーの栄養価や魅力について解説します。

ブロッコリーってどんな野菜?

ブロッコリーの解説

ブロッコリーの起源は地中海沿岸で、1920年代にイタリア系の移民がアメリカで商業用生産を始めたのがきっかけとされ、日本へは明治初期ごろに伝わりました。その後1970年代の緑黄色野菜ブームを機に栄養価の高さが人気を集め、消費量が高まっています。

ブロッコリーの植物分類はアブラナ科アブラナ属で、カリフラワーやキャベツの仲間です。可食部はブロッコリーのつぼみと茎の部分で、「花蕾(からい)」というドーム状の部分は「花序(かじょ)」という小さな蕾が集まってできています。

旬は11〜3月ごろですが、近年では時期を変えて全国で栽培され、一年中手に入る野菜になりました。

ブロッコリーの魅力と人気な理由

ブロッコリーの魅力

1970年代ごろから需要が高まってきたブロッコリー。指定野菜にブロッコリーが追加されるほど人気が高まった理由について、栄養価や使い道の観点から解説します。

栄養価が高い

ブロッコリーは栄養価の高い緑黄色野菜です。ブロッコリーに含まれるβ-カロテンは体内でビタミンAに変わり、粘膜の健康を保つ働きがあります。また、免疫機能を整えるビタミンCはキャベツの4倍の含有量があるといわれています。そのほかビタミンB群、ビタミンE、葉酸などのビタミンも豊富です。また、貧血予防によい鉄分や、カリウム、カルシウムなどのミネラルも多く含まれています。

また近年では抗酸化作用が期待される「スルフォラファン」という成分も注目されています。

いろいろな料理に利用できる

ブロッコリーは味や香りにくせがなく、焼いたりゆでたりといろいろな調理法に対応しているので、料理に利用しやすい野菜です。ブロッコリーを使った料理を調理法ごとにご紹介します。

焼き:「ブロッコリーの簡単グラタン」

すりおろしたジャガイモと牛乳、ブロッコリーを電子レンジで加熱。チーズを散らしてオーブントースターで3分焼いたらでき上がり。

炒め:「えびとブロッコリーの中華炒め」

とき卵を半熟になるまで炒めたら、ごま油を足して、ショウガとニンジン、エビと塩を振ったブロッコリーを加えて炒め合わせて完成。

ゆで:「ブロッコリーの中華かに玉あんかけ」

小鍋に水、しょうゆ、オイスターソース、ごま油、片栗粉、鶏ガラスープの素、粗びき黒こしょうと、かに風味かまぼこを入れて混ぜる。とき卵を回し入れて火を止め、塩ゆでしたブロッコリーにかけてでき上がり。

蒸し:「ブロッコリーとアサリのレンジリゾット」

耐熱ボウルに米、水、コンソメ、アサリの水煮缶を入れ電子レンジで加熱。牛乳、チーズ、ブロッコリーを加えさらに加熱。器に盛ってオリーブオイルをかけ、粗びきこしょうを振れば完成。

茎まで食べられる

料理の仕方が分からないと捨てられがちなブロッコリーの茎ですが、実はカリウムやカルシウムなどの栄養素が蕾の部分よりも豊富。ここではおいしく食べられるレシピをご紹介します。

「ブロッコリーの茎のコールスロー」

白い芯が出るまで皮をむいたブロッコリーの茎とにんじんをみじん切りにし、塩を振って10分置き水気を取る。そこへマヨネーズ、酢、砂糖、塩、粗びき黒こしょうを混ぜて完成。

「ブロッコリーの茎のきんぴら」

厚めにむいたブロッコリーの茎とニンジンを3mmの拍子木切りにしたら、フライパンにゴマ油を入れて中火で炒める。しょうゆ、砂糖、みりん、七味唐辛子を加えて汁気がなくなるまで炒めたら、ゴマを振って完成。

このように、ブロッコリーは栄養価が高く、使える料理の幅も広いため、食卓で人気になるのもうなずけます。ブロッコリーが私たちの生活に欠かせない人気野菜となった背景には、生産者の努力によって品質が向上し、安定供給がかなった結果であることを覚えておきたいですね。

サカタのタネが運営する情報サイト「園芸通信」では、野菜を使ったレシピを紹介しています。ブロッコリーのレシピも掲載していますのでぜひご覧ください。

ブロッコリーが指定野菜になることで想定される影響

指定野菜になったときの影響

続いては、ブロッコリーが指定野菜になることで、想定される変化について解説します。生産者視点、消費者視点、社会全体すべての角度から説明します。

参入生産者が増えて生産量が増加する

指定産地に認められた地域は、天候などの影響で価格が低落しても国から補給金が得られるため、生産者は安定した収入を得られるようになるでしょう。またこれを機に、軽量で収穫しやすいブロッコリーに作付品目を転換する生産者が出てくる可能性もあります。

ブロッコリーの品質が向上する

新規参入の生産者が増えることでブロッコリーの品質向上が期待できます。競合となる生産者が増えることで、生産者がより品質を高める動きができると予想されます。消費者からの信頼を得るために、各地域がブランド価値を高めるかもしれませんね。

安定した価格で購入できる

指定野菜は需給ガイドラインを基にして計画的に生産されるため、市場価格の安定化が期待できます。需要が高まっている野菜が安定した価格で購入できることは消費者にとっても安心です。これまでも特定野菜として価格や供給はある程度安定していましたが、指定野菜になることでより品質の高いブロッコリーが安定して購入できるようになるかもしれません。

ブロッコリーを活用したビジネス展開が増加する

ブロッコリーの消費量が増えさらに人気が高まれば、ビジネス展開の機会も増加すると考えられます。ブロッコリーの産地として地域がイベントを企画したり、新しいブランドが生まれたり、ブロッコリーを使った料理やレシピなども増えていくと思われます。

おいしいブロッコリーの見分け方と保存方法

せっかく購入するのであれば、おいしいブロッコリーを見極めて購入したいですよね。新鮮でおいしいブロッコリーは全体の色味として緑が濃く、つぼみが詰まっています。黄色く変色しているものや花が咲いているものは、鮮度が下がっているサインです。

また、ブロッコリーは高温だとすぐに花が咲いてしまうため、必ず冷蔵庫で保存するようにしましょう。基本的には長期保存には向かない野菜ですが、保存する場合は固めにゆでて密閉し冷蔵または冷凍すると比較的長持ちするのでおすすめです。

ブロッコリーは家庭菜園にもおすすめの野菜!

ブロッコリーは家庭菜園におすすめ

ブロッコリーは家庭菜園でも人気のある野菜です。近年では、庭や畑はもちろん、プランターで育てる方が増えてきました。ブロッコリーは冬から春夏にかけて種まき可能ですが、家庭菜園の場合には夏に種をまき、気温が下がり始める秋から冬にかけて収穫すると、質のよいブロッコリーが収穫しやすいです。

ブロッコリーの品種には、種まきから収穫まで100日以下の早生種、145日以上の晩生種、その中間の中生種があります。種まき時期や収穫時期によっていろいろな品種があるので、確認してから選びましょう。夏に種まきをする場合には、高温対策のためブランターの上を寒冷紗(かんれいしゃ)などで覆います。台風の影響で飛んでしまうことがあるので、しっかりと固定しておきましょう。

ブロッコリーの栽培方法については別の記事で細かく解説していますので、家庭菜園を検討している方はぜひあわせてご覧ください。

家庭菜園で支持されるサカタのタネのブロッコリー品種4選

緑嶺(りょくれい)

緑嶺
種まきができる時期が長く、家庭菜園でもよく栽培されている品種です。頂花蕾を収穫したあとにも、側花蕾がよくとれるため、長期間収穫を楽しめます。

グランドーム

グランドーム
寒さや湿害に強く生育が旺盛な品種です。大きく成長しても形が崩れにくく、安定して収穫できるため初心者にもおすすめです。

茎ブロッコリー スティックセニョール

スティックセニョール
花蕾と茎を収穫する茎ブロッコリーです。初夏から冬にかけて収穫が可能で、次々と伸びる側花蕾を収穫していくので、長期間ブロッコリー栽培を楽しめます。どんな食材とも合わせやすい味わいで、食卓でも使いやすい品種です。

茎ブロッコリー 紫セニョーラ

紫セニョーラ
茎が柔らかく、クセのない味わいの品種です。栽培期間が長く、若いうちに頂花蕾を切り取ることで側花蕾を次々と収穫できます。加熱すると花蕾部が緑色になるので、調理中の変化を楽しむのもおすすめです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。この記事では指定野菜とは何かという定義からブロッコリーが指定野菜に参入することになった背景や魅力について詳しく解説しました。

2026年度に新しく指定野菜に追加されることが決まったブロッコリー。半世紀ぶりの指定野菜追加というニュースを機に、さらなる農業の盛り上がりや消費増加が楽しみです。

JADMA

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