文・編集
園芸通信編集部
ユリ
2024/06/04
香り高く、気品にあふれるユリの花。この季節を代表する花の一つとして古くから愛され、6月の誕生花としても親しまれています。今回は、各地で見ごろを迎えるユリの景色をご紹介いたします。
※2024年6月の情報です。お出掛けの際は、事前に公式ホームページなどで最新情報をご確認ください。
いいで どんでん平ゆり園
色ごとに植栽されたユリ単色レイアウトエリアの満開に咲き誇る時期の景色です。エリアにはボードウォークが設置され、ユリの中を歩きながら景色を楽しめます。
1981年（昭和56年）秋に、地元の有志により、町花であったユリをスキー場の夏期利用として同場に植栽し「ゆりまつり」を開催したのが園のはじまりです。その後、 2003年（平成15年）にリニューアルオープンし、現在のかたちとなりました。
総敷地面積約7万平方メートルの園内に植栽された多品種のユリ約50万本、それらと調和するように季節の植物が植栽されています。ユリの花は、単色で色分け植栽されたエリアと混色で植栽されたエリアがあり、色とりどりの景色を楽しめます。園の成り立ちとなった「ゆりまつり」は、現在も毎年6月中旬～7月中旬に開催しています。
また、ユリエリアのほかに多年草、宿根草をメインとしたガーデンエリアも数カ所あり、季節に応じた様子を見せるのが、園の見どころの一つとなっています。
ミックスカラーエリアは、さまざまな品種が混植されています。広く青い空と白い雲の下に広がるユリのパラダイス。お客様に1番人気のエリアです。
レストハウス前花壇は、ユリと宿根草・樹木が混在する花壇です。ユリと宿根草が共存する景色は圧巻です。
最近、人気のユリ「パトリシアプライド」。白の花弁に鳥の羽のような紫色の模様が入る品種です。
宿根草ガーデンエリアの一つ、ここでは「ペンステモン ハスカーレッド」と「オルラヤ（オルレア）レースフラワー」の競演が堪能できます。
いいで どんでん平ゆり園施設概要
〒999-0602
山形県西置賜郡飯豊町大字萩生3341番地
電話番号：0238-78-5587
休園日：ゆりまつり期間は無休 ※ゆりまつり期間外（11月30日まで）は公園として無料開放、冬季は閉園。
開園時間：9：00～17：00（最終入場16：30）
入園料：おとな（16歳以上）最大700円、小中学生 無料 ※入園料は花の状況によって変動あり。
駐車場：無料駐車場あり。295台
見ごろ：最盛期は例年6月下旬～7月上旬
ゆりの里公園
ユリの最盛期に約15万輪のユリが咲き誇ります。※写真はすべて過去の風景で、本年の配置と異なります。
「ゆりの里公園」は、四季折々の花が楽しめる花と水と光のテーマパークです。特に、毎年6月開催の「ゆりフェスタ」は、約15万輪のユリが咲き誇り、10万人以上が来園し、にぎわいます。「ゆりフェスタ」期間中は、キッチンカーや露天のグルメ、毎週土日に幅広い年齢層の方が楽しめるイベントを開催しております。合わせてお楽しみください。
ユリの時期以外も、5月初旬には園内のイングリッシュガーデンを活用した「ばらまつり」を開催するほか、花や球根の販売など年間通した花の駅として、県内外の多くの方に認知されています。
また、通年で実施しているプロジェクションマッピングやイルミネーション、11月～翌2月の「ペットボタル※（ペットボトルの空き容器を使用したLEDライトアップ） 」設置など、昼とは違った幻想的な夜間空間がご覧いただけると好評です。毎年20万人以上の方々が来園されます。
※「ペットボタル(R)」は、サンケン電気株式会社の登録商標です。
ユリの花に囲まれて、ゆっくりとご鑑賞いただけます。
ユリの花ごしに水車が撮影できる人気スポットです。
イルミネーションとユリの花を同時に楽しめるのは、ゆりの里公園ならではの光景です。
園内には、遊具広場や芝生広場があるので花の観賞後も時間たっぷりお楽しみいただけます。
施設概要
〒919-0483
福井県坂井市春江町石塚21-2-3
電話番号：0776-58-0100
休園日：毎週火曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始 ※ただし、6月ゆりフェスタ期間中の休園日はありません
開園時間：9時～21時30分
入園料：無料 ※イベントによっては、参加費や入場費などが必要になる場合があります。
駐車場：無料駐車場あり
見ごろ：6月中旬
関連イベント：6月「ゆりフェスタ」
