文
佐倉朗夫
さくら・あきお
1975年、東京教育大学農学部卒業。神奈川県農業総合研究所や民間企業で野菜栽培の経済性や環境保全型農業の研究、有機野菜の栽培技術向上に取り組む。現在、明治大学特任教授、黒川農場副農場長。同大学リバティアカデミー「アグリサイエンス」講座で市民を対象とした有機農業講座を担当。著書に『有機農業と野菜づくり』(筑波書房)、『佐倉教授「直伝」! 有機・無農薬栽培で安全安心な野菜づくり』(講談社)、『家庭菜園 やさしい有機栽培入門』(NHK出版)などがある。
愛読者の皆さまへごあいさつ
2016/01/07
園芸通信2015年では「農業の本来の姿は、有機農業にある」という考えのもとに、有機農業の考え方や有機栽培の基本技術について12回の連載をしました。
今年から始まるウェブ版では、各論編としていろいろな野菜の具体的な栽培方法について書いていきます。
元来、有機農業では個々の作物の栽培を個々の技術として捉えるのではなく、連続する1年間あるいは数年間の菜園(農場)全体の成り立ちを考えながら行うものですので、その点に留意しながら進めていこうと思っています。
興味が湧きましたらぜひ試みてみてください。
「詳しく知りたい、取り入れたい 自然の力・有機の力~実践編~」は、2月からは毎月第1火曜日に更新予定です。